日付 使用機材
訪れた日付 | 2018/2/16 |
使用カメラ | Nikon デジタル一眼レフカメラ D800 ボディー D800 |
使用レンズ | SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM ニコン用 745554 |
その他 | rawレタッチあり 三脚使用あり トリミングあり |
地図
水元公園 東京の人気野鳥スポット
以前、水元公園を訪れた時の記事はこちらです。
ここは以前にも一度来たことがあります。その時は早朝の朝霧を撮りたくて訪れました。ここが霧で有名なスポットというわけではないです。早朝なので、家から近くて何となく霧が出そうな水分多そうな場所、そして霧が出たら良さそうな景色かなと思い訪れてみたのです(笑)残念ながら霧は出ませんでした。
今回はここで野鳥に挑戦します。野鳥スポットとしてもとても有名で、平日でも野鳥目的の人がたくさんいます。入園は無料で、駐車場は有料ですが24時間出し入れできます。
とても広い公園なので、全部は周れないです。ポプラ並木近くの駐車場に止めて、メタセコイア並木を通って、バードサンクチュアリを見てから、カワセミの里を見てみようと思います。
見つけて、近くにいる鳥はどんどん撮っていこうと思っていますが、一応カワセミを撮ることが目標です。カワセミは青くてとてもきれいな鳥です。大きさは小さいです。スズメと同じくらいか少し大きいくらいです。
まずはポプラ並木近くのアシの周辺を見てみます。まずはムクドリがたくさんいました。
ムクドリは冬鳥で、大きさはハトより一回りか二回りくらい小さい感じです。群れでいることが多いように思います。芝生など背丈の低い草を好むようです。そのため見つけやすいし、こういう公園にいる場合は、人になれているためかなり近くまで寄っても逃げないため撮りやすいです。とても初心者に優しい鳥です。200、300mmのレンズでも十分大きくとれると思います。
近くにシジュウカラがいました。スズメと同じくらいの大きさです。カラフルでとてもきれいな鳥です。ムクドリのように近寄らしてはくれません。残念ながら2枚ともピント外しました(笑)
同じ場所に・・・うーん、たぶんマヒワだと思います。野鳥の区別は難しいですね(笑)家に帰ってからネットと野鳥のハンドブック見ているのですが、いまいち判別が出来ないです(笑)
メタセコイア並木を通って、川の方に行くとカワウがたくさんいました。格好よく杭に止まってくれたのですが、またピント外れてました(笑)
森の中にはモズがいました。スズメより一回り大きいです。
たぶんこちらがモズのメス?(別の鳥かも)だと思います。カメラ目線、かわいいです。
水生植物園の辺りの池を歩いていると、何となく青いものが横切ったような気がして少し池の周りをうろうろして見つけてるとカワセミいました。青くてとても綺麗です。下を向くと頭の形が少し映画のエイリアンみたいです(笑)
枝にとまっている時もきれいで素敵ですが、やはりカワセミのダイブも撮りたいです。カワセミは水中を泳ぐ小魚など餌にします。水中にダイブして狩りをするのです。その瞬間を撮るのは、多くのカメラ好きのあこがれです。私も一度くらいピントがしっかりあったダイブの瞬間を撮ってみたいものです。
枝に止まっている写真を数枚撮ったら、あとは飛び出してダイブするのを待ちます。しばらく待っているとダイブしてくれました。サービス精神旺盛の神対応です。しかし速すぎて撮れる気がしないです(笑)カワセミのダイブ撮る人すごいです!自分で挑戦してみると改めてすごさがわかりました。
その後10分くらい経つと飛び去って行ってしまいました。カワセミ見れたので結構満足ですが、せっかくなのでカワセミの里まで行ってみます。
駐車場からカワセミの里まで結構歩きます。カワセミの里では、カワセミが暮らしやすいような環境を作っているようです。巣を作りやすいようにしてみたり、狩りをしやすいように池の中に止まり木を作ってありました。
カワセミの里にはたくさんのカワセミ待ちのカメラマンがいました。単独で真剣にじっと待っている人もいれば、三脚立ててセットしておいて周りの知り合いと楽しそうに会話しながら待っている人もいろいろです。しかし共通して皆さん、私のものとは比べ物にならないほど高価な機材です。羨ましいと同時に野鳥撮影おそるべし(笑)
少し見て周ったのですが、残念ながらカワセミの里ではカワセミを見る事が出来ませんでした。
駐車場に戻りながら、先ほどカワセミを見た場所で昼食をとりながら待ちました。昼食を食べ終わってもカワセミは現れず、代わりにシラサギが来ました。
私はシラサギという名前の鳥だと持っていたのですが、シラサギというのは白いサギを全部ひっくるめて、シラサギというようでシラサギという鳥はいないみたいです。なのでこの鳥はおそらくダイサギかチュウサギという鳥です。ダイサギとチュウサギの区別はもはや私にはできないです(笑)
カワセミいないので、ダイサギにカメラを向けているといきなり水中にくちばしを突っ込みました。くちばしを上がると20センチくらいの魚をくわえてました。しばらくくわえてから、まる飲みにしました。こんな大きな魚を食べるのかと驚きでした。
アユの塩焼きなどと同じくらいのサイズだと思うので、人間なら少しずつかみ砕いて食べるサイズです。煮干しやワカサギサイズではないです。それをまる飲みにしてしまうのだから、消化器官も強いのだなと思いました。私なら確実にお腹壊します。私は最近、牛乳、ファースト店のポテトなどでもお腹壊します(笑)まともに食べられるものが減ってきました(笑)
普段はのっそり、そうっと動いているのに捕食の時はものすごいスピードでした。私は子供のころ釣りをよくしたのですが、暴れる魚をつかむのは割と大変でしっかり持たないとすぐに逃げられてしまいます。くちばしが固く細いため、ピンセットのような役割で、小さな力でもしっかり捕まえられるようになっているのかもしれません。さらに細い方が、水の抵抗が少なく、素早く捕らえられるのかと思うとすごいなと感心しました。
網で泳ぐ魚を捕まえるのは意外と難しいです。それをあんな細く長いくちばしで魚を捕まえることは大変だろうと思いますが、捕まえるために細く長く進化したのだと思います。生き物の進化はすごいです。
ちなみに食べられた魚はライギョです。ライギョは外来種なのか、在来種なのか微妙な存在です。外来種とされていましたが、近年昔からいたという文献も出てきているようです。このサイズはライギョにしては小さく子供です。大きなライギョは1mくらいになります。
ライギョは魚、カエル、ミミズなどいろいろ食べる肉食の魚です。時には水鳥の雛も食べるようです。今回とは逆の立場になります。水鳥の大人は子供のライギョを食べて、大人のライギョは水鳥の子供を食べることもあるということです。鋭い歯があるので、もし釣りをしてかかったときなどは注意しましょう。
また、ライギョは非常に生命力が強いです。私は子供のころ釣ったライギョを飼っていました。(田舎の子供だから何も知らずに飼っていましたが、ライギョは飼育しても違法ではないようです。良かった(笑))子供のころだから飼い方がよくわからず、今思えば環境の良い飼い方ではなかったと思うのですが、何年も生きました。魚飼いたいけど、難しくすぐ死んでしまうとかわいそうだと思うならライギョおすすめかもしれません。但し飼うなら蓋は必須です。水槽から簡単に飛び出します。さらに何度も言いますが、鋭い歯を持ち、狂暴なので注意が必要です。小さなお子さんがいるうちはおすすめしません。動くものに反応しますので、遊ぼうとして手なんか入れたら指をかまれる可能性があります。
話それましたが、ダイサギの捕食の後に気付くとカワセミが来ていました。今度はダイブしませんでしたが、また顔を見せてくれたことに感謝です。