静岡県 白糸の滝 駐車場からすぐ絶景の滝

日付 使用機材

訪れた日付 2016/5/12
使用カメラ D3300
使用レンズ SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
その他 三脚使用あり rawレタッチあり

地図

白糸の滝 手軽に絶景

白糸の滝という名前の滝は全国各地に複数あります。数ある白糸の滝の中でも一番有名といっても過言ではない静岡県の白糸の滝にお邪魔しました。

駐車場から近いため、あまり歩きたくないなという方には特におすすめです。有名な観光スポットなので駐車場から滝までの間にお土産屋さんなどお店もいくつかあります。音止の滝という別の滝もあります。写真撮ったはずなのですが、ハードディスクの中から見つかりませんでした(泣)撮ったのは数年前ですが、ちゃんとフォルダ分けして分かりやすく管理しているつもりなのですが、どっかいってしまいました。

滝の幅は100Ⅿ以上あります。流れる水のほとんどは富士山からの湧水です。湧水と言うと静かに流れる水のイメージがありますが、この滝は水量も多くてなかなか迫力もあります。近くまで行くと水しぶきがすごいです。カメラのレンズがあっという間に水滴が付くので近寄ると撮影が大変です。近寄った場合はこまめにレンズをチェックが必要です。

富士山の近くにあるので、富士山と一緒に撮ることもできます。

滝以外もきれいなところがあります。下の写真は広角で撮っていますが、流れがきれいな所なのでもう少し望遠で綺麗な流れのところだけ切り取って、長めのシャッタースピードで撮るといい感じに撮れそうです。この時望遠レンズも持っていたはずなのですが、なぜか広角でしか撮っていませんでした(笑)おそらく広角の写真が好きだった時期なんだと思います。

時間帯が大切

私が訪れたのは、午前9時くらいです。写真を見てわかるようにメインの一番水量が多い所は日が当たっていますが、そのほかの部分が日陰になっています。見る場所から大体の方角ですが、水量が多い所が北になり、そこから東に向かって水量の少ない部分が伸びている感じです。なので朝に行くと太陽を背にしている東側の崖の滝が日陰になってしまいます。これだけ明暗差があると撮影が難しくなります。暗い所に合わせれば、明るい所が明るくなりすぎて白飛びしてしまいます。明るい所に合わせれば暗い所が暗くなりすぎて黒つぶれしてしまいます。

実際に行って確かめたわけではないですが、おそらく方角的に昼頃から午後の方が全体的に光が当たって写真が撮りやすいのではないかと思います。

明るさを変えて複数枚撮影

今回紹介している写真は全部lightroomでレタッチしています。lightroomでは部分的に修正を行う事が出来ます。暗い所だけ、明るい所だけ個別に調節する事が出来るのでとても便利です。

一般的には、明暗差がある場合は明るい所に合わせて撮影して、レタッチで暗い部分を明るくする方がいいと言われています。これは黒つぶれより白飛びの方がしやすいからです。撮影して時点で黒つぶれしているような黒くなっている写真でもレタッチすると意外と色が残っていることが多いです。

だからレタッチする場合、どちらか一枚と言えば暗めに撮影した方がいいです。しかし今はメモリーカードも大容量になってきて、たくさん撮れるのでどちらか一枚と制限がかかることは少ないと思います。すべての写真をいろいろな明るさで撮っていたら時間もかかりますが、ここぞという時の気に入った風景はいろいろな明るさで撮ってみて損はないと思います。家に帰ってゆっくり判断して消せばいいだけです。というのも外での撮影で明るさをしっかり判断するのは難しいです。太陽の光は部屋の蛍光灯などの光より全然強いです。カメラの液晶の見え方も全然違うのです。スマホの画面も家の中と外では全然見え方が違うと思います。さらに時間や天候で変わってきます。

そんな状況の中で毎回しっかりと自分の思い通りの明るさを判断するのは意外と難しものです。時間があり、気に入った場所では一つのアングルで一枚撮って終わりではなく、いろいろな明るさで撮ってみるのもおすすめです。

月明りで虹も

ここは夜も有名な撮影スポットです。晴れた日に星空と撮るだけでなく、条件がそろうと月明りで滝に虹がかかるそうです。行って見たい気持ちはあるのですが、家から3時間以上かかるため行って見れないとダメージ大きいので挑戦していません(笑)家が近くの人は挑戦してみるのもいいと思います。結構条件が厳しいので、当てずっぽうで行って見るのは難しいように思います。

私は挑戦したことがないので残念ながら写真を紹介できませんが、興味がある方は「白糸の滝 月虹」で検索するといろいろ出てくると思います。