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神崎川
神崎川は私が子供のころ住んでいた所の近所でよく釣りに行っていました。とても馴染みのある場所です。私が小学生の低学年の頃はもっと川幅が狭かったです。私が小学生の高学年くらいから工事が始まり、川幅が広くなりました。工事は主に佐山橋周辺から新川に合流するまでの間で上流の方はたしか大きく川幅を広くなっていないように思います。子供の頃の記憶なのであいまいですが(笑)
工事と共にだんだんブラックバス、ブルーギルは釣りづらくなっていきました。工事の影響で魚の数が減ったのか、川幅が広くなることで釣りづらくなったのか、その両方なのか、全く別の理由なのかははっきりとはわかりません。 でも工事後も私が高校生くらいまではそれなりにブルーギル、ブラックバスを釣ることはできました 。
いれば簡単に釣れる魚 ブルーギル
私が子供の頃、ブルーギルは本当に簡単に釣れました。ミミズが一番釣れましたが、ミミズではなくても釣れました。例えば赤いワームをちぎったものやその場で捕まえた小さな昆虫でも釣れたし、ミミズがなくなってほとんど針だけになっていても釣れることがありました。
そのためエサの付け方なども関係ありません。よく釣りの本などでは「出来るだけ針が見えないようにエサを付ける」「エサが動きやすいように、出来るだけ弱らないように付ける」などと書いてありますが、ブルーギルに対してはそういったことを特に気にする必要がないです。どんな付け方でもいれば釣れます。
ヘラブナなどと違ってアワセが難しいということもないです。口に入る大きさの針なら大体自然とかかるし、もしエサだけ取られてももう一度同じ場所に垂らせば大体かかります。何度もエサだけ取られる場合はブルーギルではないか、針が口に入らない小さいサイズのブルーギルだと思います。一度だけアタリがあり、その後アタリがない場合もブルーギルではないか、本当にたまたま通りかかったなど数が少ない場合だと思われます。
故意に群れを作っているのか、住みやすい場所に集まっているだけなのか詳しく知りませんが、一匹釣れたら同じ場所で何匹も釣れます。そのため数も釣りやすい魚です。
ブラックバスをエサで釣るならエビ
ブルーギルは初心者でもいれば簡単にたくさん釣れる魚です。同じ外来種のブラックバスも何でも口にする獰猛な魚と言われることがありますが、ブラックバスはブルーギルほど簡単ではないです。
ブラックバスを釣る場合はエサの付け方などにも気を配る必要がありまし、ブラックバスを釣るならミミズよりもエビの方が釣れます。エビと似ているザリガニでも釣れましたが、なぜかエビの釣果が良かったです。その場所にもよるのかもしれませんが、少なくても私が子供の頃の神崎川ではエビが圧倒的に釣れました。
神崎川でエサ釣り 5、6年前は釣果が悪かった
私は高校生の時に引っ越したので、その後10年くらい神崎川に釣りに行くことはなかったです。5、6年前に懐かしさに浸ろうと神崎川に釣りに行きました。ルアーでブラックバスを釣ることも考えたのですが、上でも書いたようにブラックバスはそこまで簡単ではないです。簡単に釣れるブルーギルをエサで狙ってみました。
子供の頃は10~20匹くらいは当たり前のように釣れていたので、その時はブルーギルがエサで釣れないなんて予想もしませんでしたが、小さいのが2、3匹釣れただけでした。
いれば簡単に釣れる魚なので、単純に数が減ったのでしょう。全国的に外来種の防除がすすめられているからなのかもしれません。私はここまで広まってしまったブルーギル、ブラックバスを減らすのは難しいのではないかと思っていたのですが、10年でここまで減るものなのかと驚きました。
神崎川でエサ釣り 2019年は?
前回は釣果が悪かったですが、それからまた5、6年経っています。10年で激減したのだから、5年でまた状況が変わることがあるかもしれないと考えていました。前回と同じようにエサ釣りを試しました。
日付・仕掛けなど
日付・時間帯 | 2019/5/3 12時くらいから16時くらいまで |
場所 | 千葉県 神崎川 |
タックル | リールとロッドセットで1500円くらいの物 |
仕掛け | 上から順にウキ、重り、針の順につけたシンプルな仕掛け |
エサ | ミミズ |
ブルーギルを釣るためなら、高価なロッド、リールや難しい仕掛けも必要ないです。今回は最低限のシンプルな道具、仕掛けで挑みます。
リールでなくても竹竿などでも大丈夫だと思います。私の祖父は近所の森から竹を拾ってきて竿にしていました(笑)それでも十分釣れました。
子供の頃はエサのミミズも庭で調達してましたが、今は無理なので釣具店で購入しました。意外といい値段します(笑)1パック400円くらいでした。一人で行くと1パックでも量が多すぎです。昔のように入れ食い状態ならまだいいのですが、そうではないと余ります。半分で200円や1/4で100えんのがあればいいのですが、そういったものがないため仕方なく400円で購入しました。
神崎橋周辺を攻める 見た目は釣れそう
川幅を広げる工事直後は草木が少なく、人工感が強くあり釣れそうな雰囲気はなくなっていました。しかし工事から15年くらい経って草木が多くなり、人工感が減って見た目はとても釣れそうな雰囲気になっています。
神崎川は八千代市と印西市を分ける境界線になっています。神崎橋のすぐ横には印西市側から小さな水路が流れ込んでいます。ここも昔は好ポイントでグラスミノーという小さなワームで小さなブラックバスもよく釣れました。
この日は前日の雨の影響もあるのか水路はわりと流れがありました。神崎川本流はほとんど流れがなかったです。神崎川は全体的に浅い川なので、ウキ下は50cmくらいを探りますが全く反応なしです。5、6年前と変わらずブルーギルは数が少ないようです。
昔のように歩いてすぐの近所ではないし、ミミズも購入したので数匹は釣りたいなと思っていたのですが、この時点で1匹釣るのも怪しくなってきました(笑)少し移動して神崎橋の下にきました。シーバスでは橋の下は定番のポイントです。ブラックバスでも定番のポイントですが、ブルーギルでは橋の下が特別好ポイントというイメージはありません。そもそも昔、ブルーギルはどこでも釣れたので好ポイントと感じなかっただけかもしれませんが(笑)それでも5、6年前に小さなブルーギルが唯一釣れたポイントが橋の下でした。
だから今回も少し期待していました。エサを垂らしてすぐにはアタリがなかったのですが、少しタナを変えながら探っていくとアタリがありました。ウキがちょこん、ちょこんと動く小さなアタリです。久しぶりということもあり、焦って早めに上げてしまいました。まだ魚はかかっておらずエサもまだ取られていませんでした。
この時点でブルーギルではない?もしくはサイズがかなり小さい魚かな?と感じました。同じ場所にエサを垂らすもしばらくアタリがありませんでした。あー、ミスったなぁ、せっかくのチャンスを逃したか(昔だったらブルーギルでこんな風に思うこと自体あり得ないです(笑))と思っていたら、またアタリがありました。今度はもう焦らず放っておこうと思い、ウキが動いてもそのまま置いておきました。小さなアタリのあとにウキが少し沈みました。ここまでくれば確実だと思い上げると、引きはほとんどありませんが小さな魚体が見えました。
チチブ
ブルーギルではないのが一目でわかりましたが、一瞬何だかわからなかったです(笑)上がってきてのはチチブというハゼ科の魚です・・・・正確にはチチブかどうかわかりません。誰に教わったのか覚えてませんが、子供の頃からこの魚をチチブと呼んでいました(笑)
チチブにしては結構いいサイズです(笑)昔も何度か釣っていますが、それほどたくさん釣った覚えはないし、神崎川より神崎川に流れ込む戸神川の周辺の方に多かった気がします。それがたまたま一度行っただけで釣れるのだから、やはり昔とはだいぶ生態系が変わってきているのではないかと思いました。
橋の下は護岸のブロックが斜めに川に入っているので、これがチチブにとってはいい住処になっているのだと思います。
ブルーギルも釣れました
同じ場所にエサを垂らして、しばらくするとまたアタリがありました。今度はウキが沈まず、横に動くアタリです。ブルーギルらしいアタリです。上げてみると予想通りブルーギルです。10cmもない小さいサイズです。
1匹釣れたのだから5匹くらいは釣れるかなと思ったのですが、その後アタリはありませんでした。昔は同じ場所でたくさん釣れたので群れでいるのが当たり前だと思っていましたが、そういうわけではないのでしょうか?それとも全体の数が少なければある程度群れでいても1匹くらいしか釣れないということなのでしょうか?
その後わりと本格的にブラックバスを狙っているルアーマンが現れたので、場所を譲りました。ミミズのエサ釣りでそこまで釣れてもいないのに場所を占領するのは大人げないです(笑)
戸神川との合流ポイント
戸神川も神崎川同様に川幅を広げる工事をしています。今は草が増えてきて自然の雰囲気を取り戻しつつありますが、工事前はもっとアシが生い茂っていました。だいぶスッキリした印象です。
ここは昔一番の好ポイントでした。特に川幅工事の前はよく釣れました。サイズは小さいですが、ここまで釣りやすいポイントは全国的にも結構珍しいのではないかと思えるほどのポイントでした。
戸神川は昔タナゴなども生息していて、この辺りでは水質が良い川でした。そのためブラックバスのエサになりそうな小魚やエビが多かったためだと思われます。
ブルーギルもたくさんいたポイントで、昔は数メートルの範囲で30匹以上簡単に釣ることが出来ました。ここでブルーギルが1匹も釣れないなんて考えられなかったくらいの好ポイントです。
しかし結果はアタリすらなかったです(笑)神崎川と合流しているポイントから少し上流の方まで探ってみましたが、全くダメでした。
その後また橋の下周辺に戻って探りましたが、アタリすらなかったです。結局今回は移動を抜かして3時間くらいミミズを垂らしてチチブ1匹、小さなブルーギル1匹という寂しい結果でした。
釣り人はそれなりにいるのですが・・・・
ヘラブナなどを狙っている釣り人は昔からいて、今もそれなりにいました。私はヘラブナ釣りを本格的にやったことがないので、昔も今も釣果がどれくらいなのかは私はわかりません。
それ以外にルアー釣りの人も5人くらい見かけました。不思議なのはエサでブルーギルが釣れない状況でルアーでブラックバスが釣れるのかということです。もちろんブルーギルとブラックバスの数が比例するとは限らないかもしれませんが、外来種の防除が原因ならブラックバスの数も大幅に減っているはずです。
ブルーギルがミミズで当たり前のように何十匹も釣れる時代でも、ブラックバスをルアーで釣るとなると1匹も釣れなかったり、釣れても数匹という感じでした。それなのに神崎川で今、ルアーでブラックバスを釣ることが出来るのでしょうか?そう思ってネットで検索するとたしかに釣ったという情報が出てきます。
私なりに可能性をいくつか考えてみましたが、正解がこの中にあるかどうかはわかりません(笑)
- 神崎川の情報を知り尽くした極少数の上級者だけが釣ることが出来る状況だが、釣れたという情報のみをネットで見つけてそれなりに釣り人が集まってきている。
- ブルーギルは減っているがブラックバスはそこまで減っていない。
- 私が釣れなかっただけでブルーギルもブラックバスも数はそれほど減っていない
子供の頃のイメージがある私としては、ブルーギルが釣れないのにブラックバスが釣れるとは思えないのですが、神崎川でルアーを投げている人の姿を見たらまたルアーでブラックバスもチャレンジしたいなと感じました(笑)「神崎川でバスフィッシング 釣れませんでした」という記事になる予感がします(笑)
道の駅やちよ
帰りに道の駅やちよに寄ってきました。農業交流センターと新川を挟んで対岸に八千代ふるさとステーションがあります。正確な時期はわかりませんが、農業交流センターが出来たのはわりと最近なような気がします。二つ合わせて道の駅やちよということみたいです。どちら側にも駐車場があります。車で移動するには一度16号線に出ないと無理ですが、歩道橋があるので車を移動することなく歩いて行き来する事が出来ます。自転車の通行が大丈夫だったかはわかりませんが、道幅的にはそこまで狭くないので引いて渡る分には大丈夫な気がします。
子供の頃は釣りばかりで新川沿いにあまり桜のイメージがないのですが、川沿いに桜が多いようです。写真スポットとしても良さそうですが、行ったことはないです(笑)
休憩・少し散歩できる所もあります
ガッツリ散策できるほど広いコースではないですが、少し散歩したり、のんびり休憩できるような所もありました。
バーベキューや農業体験も
普通の道の駅ではできないバーベキューや農業体験も出来るようです。知り合いの方からの情報では道の駅に隣接する牡蠣小屋がとても美味しいそうです。