長野県 乗鞍高原 氷の滝

日付 使用機材

訪れた日付 2017/12/29
使用カメラ D800
使用レンズ AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
その他 三脚使用なし rawレタッチあり

地図

乗鞍高原 まず運転に注意!

12月末に乗鞍高原の善五郎の滝に行ってきました。

ここは冬になると完全凍結した滝が見れるとして有名です。12月末だとまだ滝は完全凍結していないので、滝壺ギリギリまで近づくことはできません。それでも大部分は凍っていますので、冬にしか見れない神秘的な光景が見れます。

前日に入笠山の富士見パノラマリゾートまで行きました。車はもちろんスタッドレスタイヤで保険としてチェーンも持っていきましたが、特に雪は積もっておらず、ノーマルタイヤでも大丈夫かもと思えるほどでした。

ネットでも最近は雪降ると除雪車がすぐ通るので、スキー場までの道は意外と雪がないという意見が多かったです。だから乗鞍高原も同じような感じかなと思っていたのですが、途中から凍っているところが出てきて、上まで行くとアスファルトが全く見えない完全の雪道になりました。

私は軽自動車で馬力もないし、こんな雪道は初体験なのでビビりながらゆっくりと登りました。後続車さん、ごめんなさい(笑)

富士見パノラマリゾートがノーマルで行けたから乗鞍高原も大丈夫だろうというのは危険です。12月末でもスタッドレスタイヤか、チェーンは必須です。

凍った善五郎の滝

スキー場の目の前の大きな駐車場に車を止めました。そのすぐ大きな駐車場の脇に善五郎の滝入り口の看板が出ているのですが、なんとこの日は全くトレースがないです。

私はチェーンスパイクだけでスノーシュー持っていないので、こんなところに入っていったらすぐに動けなくなります。仮にスノーシュー持っていたとしてもトレースがないところを素人が一人で歩くのは非常に危険です。ネットで調べた地図を見るともう一つ道があるようなのでそちらの方に行ってみます。

すぐ近くに先程の駐車場より小さな駐車場があります。スキー場の第2駐車場になるのでしょうか。その駐車場のすぐ近くにも善五郎の滝の看板があり、こちらの方はしっかりとトレースがついていました。どうやらこの時期はこちらのルートがメインで使われているようです。

他の人達はみんなスノーシューで歩いていましたが、しっかりとトレースがあり、駐車場から善五郎の滝の往復だけならスノーシューなくても問題ないです。途中、急な斜面、階段があるのでむしろスノーシューより、チェーンスパイクのほうが向いていると思います。

距離はそんなになく、駐車場から徒歩10〜15分くらいだと思います。

結構近寄れるので標準レンズで十分大きく撮れます。つららになっているお気に入りの一部分を切り取りたいなら望遠レンズで、滝の周りの風景や空まで入れたいなら広角でという感じです。

乗鞍高原にはもう一つ有名な滝三本滝があります。大きい滝で、こちらも凍るらしいですがかなり上級者向けです。夏場のハイキングコースを見るとすぐ近くまで来るまで行けて、駐車場から15分から30分位なので、トレースがあれば行ってみようと思っていたのですが、まず車で近くまで行けないです。

詳しくはわからないですが、おそらく冬季閉鎖されているようです。ナビの通り走っていく休暇村に到着して、その先の道がないです。(私が見逃しただけかもしれませんが)

休暇村から歩いていくとなると相当な距離があります。素人がチャレンジできる道ではないので、私は潔く諦めました。雪山では諦めが肝心です。

牛留池

 

休暇村からもスノートレッキングコースがあります。私は牛留池を一周して引き返しました。もっと先までトレースついていましたが、先が長そうなのでやめました。こちらの方から、夏場は善五郎の滝の方まで、トレッキングコースが繋がっているようですが、この時期にトレースが付いているのか不明です。

私の前をスノーシューで歩いていたカップルが、牛留池の上を歩いて行ったので、私も何も考えずについていったのですが、私はスノーシューではないため足が沈みかなり焦りました。まだ完全凍結してなく、シャーベット状な感じでした。すぐに引き返したので問題なかったのですが、とても危険です。直接大事に至らなくても足が濡れてしまって、でも引き返すの面倒だから大丈夫だろうなどと思っていると凍傷になる可能性もあります。凍っていると思って気軽に池に入らないようにしましょう。