注意
今回、私は見事にショートしました。今のところ無事に車は走っていますが、ショートした時点で成功とは言えないと思います。
失敗した時の状況や失敗からこうした方がいいよなどということ書きますが、実際にショートしているので、上手く無事に成功することを保証する記事ではないです。
自分で作業する場合は自己責任でお願いします。一番安全なのは信頼できる専門店に持っていくのが一番だと思います。知り合いで車に詳しい方がいればいいのですが、そうでないと結局信頼できるところとなるとディーラーになるのかなと思います。
自分で初めてのバッテリー交換
私は自分で本棚を作ったり、ルアー(魚を釣る疑似餌)を作ったり、パソコンを修理したりと一般平均よりは、物を作ったり、修理するのが好きな方だと思います。
ただ車に関しては故意にいじらないようにしてきました。理由は何かあった時のリスクが大きいからです。
何か間違えて万が一動かなくなってしまったら、持っていくこともできないため取りに来てもらうことになってしまってお金がかかってしまうし、問題なく動いたとして走っている途中で何か問題が起きた時、場合によっては自分も周囲の人にまで危険が及ぶ可能性があります。取り返しのつかないことになってしまうこともあるかもしれません。
パソコンでももしかしたら、発火して火事になるなんてこともあるかもしれませんが、発火するとしても使っていない時にコンセント外していれば、発火するのは使っている時であり、使っている時であれば通常煙が出て時点で対処し、火事にまで発展しないことが普通だと思います。
本棚が壊れてもせいぜい自分が怪我するくらいだろうし、ルアーが壊れても釣れないだけです。簡単な修理であれば難易度的には車もパソコンも変わらないと思いますが、何かあったときのリスクは違うと思います。
そんな思いで今まで車はほとんどいじらずにきました。車でいじったことがあるのはダッシュボードの中のエアコンフィルタの交換くらいです。
しかしこの前車検でバッテリーが結構弱っているということ指摘されてしまいました。私の今乗っているデイズはアイドリングストップ車です。アイドリングストップ車はそうでない車よりバッテリー交換の価格が高いと聞いたことがあります。
それに最近、特に車を取り扱う店舗のサービスの質に疑問を持っています。詳しくは別のページで書こうと思いますが、ちょっとひどいのではないかと思うようなことが多いです。
それで今回はバッテリー交換に挑戦して見ようかなと思いました。
手順自体は簡単
手順は前に調べたことがあり、難しくないことは知っていました。いろいろなサイトに紹介されているし、YouTubeでも動画で紹介されたものがたくさんあります。
道具も基本的にはスパナ1本(私の車は10ミリのスパナ)で大丈夫だと思います。
簡単にいうと、バッテリー本体を止めている金具を外して、マイナスの端子に繋がっている部分を外し、プラスの端子につながっている部分を外し、新しいバッテリーに入れ替えて、プラス端子の方を繋げて、マイナスの端子の方を繋げて、バッテリー本体を固定している金具を元通りに取り付ければ完了です。
手順は簡単だが油断出来ない作業
手順自体は簡単で、パソコンのメモリを交換するのと難易度はそれほど変わらないと思います。しかし油断してはいけません。
他のサイトでも書いてありますが、車に電気を供給しているバッテリーを一時的に外すため、カーナビなどのメモリがリセットする可能性があるみたいです。
私はナビに重要なデータは入っていないので、特に何もせずに取り替えました。メモリが飛ばないように交換している間に乾電池で電気を供給するものもアマゾンなどで1000〜2000円くらいで売っています。
実際の作業中も注意が必要です。どのサイトでも書かれていますが、プラス側の端子に触れるときはマイナス側端子が外れていないと、車体の他の部分にスパナが触れるとショートするようです。
私はもっと単純にショートしました
エンジンルームが広くて、取り外しやすいところであれば問題ないと思うのですが、最近の車はセダン系でなければボンネット部分はコンパクトになってきていると思います。私の車は7年くらい前の車ですが、それでも前の部分はコンパクトになり、バッテリーが取り外しにくいところにあります。
スパナが入らないというほどではないですが、非常に回しにくいです。ちょっとだけ緩めてあとは手で回して外せる感じなら問題なかったのですが、私の車の場合は少し緩めても手では動かず、スパナでちょっとずつ回していくしかなかったです。
私の車ではマイナスの方が手前にあり、取り外ししやすい場所だったためマイナスの端子は特に苦労することなく外せました。
プラスの方は奥にあり、スパナで少しずつしか回せませんでした。そこで焦ったくなり、油断してしまいました。
プラスの端子を外している途中にマイナスの端子にスパナが触れてしまいました。
ショートするとどうなるか?
触れた瞬間、バチバチと音がして「あ、ヤバい」思ったのですが、その瞬間スパナがプラスとマイナスに触れたまま挟まってしまいました。それほどしっかり挟まったわけではないと思いますが、「あれ?挟まった?」と思っているうちにあっと言う間に発熱して、ゴム手袋をしていたのですが、熱くて触れなくなりました。
かなり焦りました。玄関にあった鎌の柄の木の部分で叩いて、挟まったスパナを外しましたが、指は軽い火傷するし、マイナスの端子部分は溶けて煙が出ていました。
車の方もどこか故障してしまったかと思いましたが、このあと新しいバッテリーを取り付けたら、特に問題なくエンジンがかかりました。
今回私は指に軽い火傷だけで、車の方も特に故障はしませんでしたが、場合によってはもっと大変なことになるかも知れませんので十分注意することが大切です。
手順が簡単だから大丈夫だと油断しないことが大切です。通常新しいバッテリーにはプラスにもマイナスにも端子にキャップがついていると思います。マイナスを外した時点で一度新しいバッテリーからそのキャップを外して古いバッテリーに付けてから、プラスの端子を外して、外したらすぐプラスの端子にもキャップを付けてから本体を取り出すといった感じで進めるといいと思います。
取り出す時も狭くてやりづらいので注意が必要です。「バッテリーは中に液体が入っているので、傾けないように取り出す」と紹介しているサイトもありますが、私の車では車体が邪魔で真上に引き抜くことができません。
何か方法があるのかもしれませんが、そうなると個人で簡単にできるレベルでバッテリーを傾けず真上に引き抜くのは無理な気がします。
なので私は少し傾けて斜めに引き抜き、新しいバッテリーを入れるときも斜めにして入れました。今回、私は取り出す時も、入れる時も液漏れはしなかったので、どれだけ傾けると液漏れするのか、通常はしないけど傾けると液漏れする事があるということなのか、その辺りは分かりませんが、傾けないに越したことはないのでできるだけ斜めにしない方がいいと思います。
私が使ったバッテリー
バッテリーにはRとLがあるようで端子の位置が違うようです。ここでも油断せず、RとLまでしっかり確認して買うようにしましょう。
私は今回こちらのバッテリーを使用しました。こちらのバッテリーはRとLの表示がありませんが、このバッテリー表示がないのが、L仕様のようです。