新型コロナの状況次第では私のカメラサークルもしばらく休止になります
日本中で今、多くの人が気になるニュースと言えば新型コロナウィルス関係だと思います。私も最初に見た時は、SARSと似たような感じで収束して日本で暮らしている分にはそれほど感染の心配はないのかなと思っていましたが、日に日に中国では感染者が増えて、日本でも感染者が多くなってきました。
私の暮らしている千葉でも10人以上感染者が出ているようだし、日本でも死亡者が出てしまっています。2月くらいからアーティストのコンサートなど人が多く集まるようなイベントが中止や延期が多くなり、3月に入ると学校も休校になったり、ディズニーなどテーマパークも休園になっています。2月末にあった毎年行われているカメラの新作展示、発表を行うCP+も中止になりました。
休日は出来るだけ外に出るなという雰囲気になっています。とは言っても仕事にはまだ普段通りに行っている人も多いし、いつまでも外で遊ぶのを我慢するのも難しいと思います。(おそらく学校や仕事が休みになっても人の多い所に遊びに行っている人もいるでしょう(笑))
自分の体調だけでなく、周りに人に移してしまうと死んでしまう人も出てくるとなるとあまり軽率な行動は出来ないけど、仕事で散々満員電車乗ってたら休日の過ごし方なんて無意味、いつまで遊ぶの我慢すればいいんだ?テーマパークだってずっと休園するわけにはだろうと思うし、どうすればいいのか難しいところです。
私もカメラサークルを作って月に一回くらい少人数で集まってカメラを楽しんでいますが、今月はどうするか悩んでいます。二月上旬のカメラサークル活動は羽田空港から飛行機を撮る予定でしたが、さすがに空港は行くのはまずいなと感じたので、近くの公園に変更しました。
二月上旬の段階では、屋外で人がそれほど集まらないような所ならそれほど問題ないかなという状況でしたが、一か月も経たないうちにだいぶ状況が悪化したように思います。
私のカメラサークルはただ友達同士数人集まるのと同じで、大勢が集まるわけではないので中止にしなくていいのかなとも思いますが、そもそも学校が休みなったり、休日出来るだけ外に出るなという感じなら数人のカメラサークルでも集まるのは不謹慎なのかなとも感じます。
次回のカメラサークル活動は3月下旬に桜を予定しています。ディズニーもとりあえず3月15日まで休園を予定しているようなので、私ももう少し様子を見て決めようと思っています。
お店からトイレットペーパーが消えた
2月27日の金曜日に知人から「ティッシュやトイレットペーパーが売り切れだよ、見つけたら買っといたほうがいいよ」という内容のlineメッセージが届きました。それだけの内容だったため、何で売り切れなのかよくわからなかったですが、とりあえず会社の帰りにドラッグストアに寄ってみようかなと思いました。
この時は、新型コロナウィルス関係でなくなっていると思ってなかったので、たまたま知人の近所になかっただけで、「まあ、数軒周れば見つかるだろう」と甘く考えていました。
ところが会社の帰り道運転しているとやけに渋滞していました。そして19時過ぎにドラッグストアに入ろうとしたら、駐車場が結構満車に近い状態でした。平日の夜にあまりドラッグストアに来ないのでよくわかりませんが、「平日の夜にこんなに混んでいる?」という印象でした。中に入って見ると大きく空になっているスペースがありました。
知人の言う通り、トイレットペーパー、ティッシュが売り切れです。これを見るとおそらく買いだめやティッシュ関係を探し回っている方の車で渋滞、駐車場が満車に近い状態になっているのではないかなと思います。
その後コンビニ1軒、ドラッグストアに3軒見てみましたが、すべて売り切れでした。ネットで調べてみると、これも新型コロナウィルス関係のようです。どうやらTwitterでのつぶやきが原因のようです。悪気はなくつぶやいたのが広まってしまったのか、悪気があったのかはわかりませんがTwitterでティッシュ関係がなくなるというつぶやきが流れ、徐々に買いだめが始まり、さらにそれを見て転売狙いの人が買い占めて、お店から消えたということのようです。
ティッシュ関係が不足するというのは、2月28日の時点では心配ないようで嘘の情報に惑わされたということです。ですが一時的にお店から消えたのは事実で、メーカー側は在庫は十分ありますということでしたが、その後29日、3月1日の三日間は私の近所では棚が空でした。(一時的に仕入れてはいたかもしれませんが、私が行ったときは空になっている状態でした)
マスク不足だけでも、花粉症の方などより一層辛いだろうし、普段の生活でもいろいろと気をつけたり、楽しみにしていたイベントが中止になってしまったり、人混みを避けたりと、何かと多くの方がストレスがたまるような状況なのだから、偽の情報とか無駄なことで余計なストレスとか勘弁しもらいたいです(笑)
対策は?
3月上旬になってマスクの高額転売を禁止するという発表がありましたが、もう少し早い対応が出来るような気もします(素人の私の意見ですが(笑))
大きな災害だったり、今回の感染症だったり、多くの人が一気に危機的状況に陥った時の行動に対してもう少し研究や対策を考える人がいてもいいように思います。私が知らないだけで今も政府にそういった役割の人がいるのかもしれませんが、もしいるならもう少し強化してもいいように思います。
例えば今回のティッシュ関係が消えた事柄に対しても予想できそうな気もします。マスクが不足して、マスクの代用としてキッチンペーパーを使うという話が出て、そうなった時点で次は「ティッシュ、トイレットペーパーが不足する」と勘違いする人が出てくるかもしれない、もしそう勘違いする人が出たらネットで偽の情報が広まるのではないかと予想できそうな気もします。もちろん今回は完全に後付けで、私は予想していたわけではないですが、危機的状況の行動、集団心理、ネットでの発言などを研究、対策するグループならそれくらいの予想は可能な気がします。
予想できるなら、予めテレビで「今後SNSなどでティッシュ関係が不足するという情報が流れるかもしれませんが、ティッシュ関係は多くが日本製で在庫はまだ十分あります」と先回りして情報を流すことである程度緩和できるように思います。
事実や、過去を報じることと違って今後の予想をテレビで流すともし外れた場合、結局偽の情報を流したのと変わらず、余計に混乱を招くため、あえてやっていないのかもしれませんが、どこの誰かもわからない人が流した偽の情報に踊らされるよりは、専門的に研究している人からの情報でそれが間違ってしまったという方がまだ納得できるように思います。
天気予報に例えてみるとわかりやすいと思います。天気に関しては気象庁というものがあるし、天気のスペシャリストの気象予報士がいます。どこのテレビもそういった天気のスペシャリストの意見をもとに天気予報をしています。
だからSNSでどこの誰だかわからない人が「明日雪だから、雪かき用のスコップ買いに行こう」とつぶやいたところで買い占めにはつながらないはずです。もちろん天気予報も外れることはありますが、最近ではだいぶ精度も上がって多くの方が天気予報を利用して傘をもっていくかなど決めていると思います。
天気予報は天気に関する多くの人の行動をある程度コントールしていると言えると思います。同じように感染症や大きな災害などでももう少し人の行動を予測してある程度コントロールするようなことや機関を強化してもいいように感じました。とは言ってもそこにはまた税金がかかり、その税金はまた国民が負担するわけなのでそんな簡単にはいかないのかもしれません(笑)
今回は新型コロナウィルスの致死率がエボラ出血熱などに比べれば、全然低いというのが不幸中の幸いだったように思います。もしエボラのような強力なウィルスが広まってしまったら、おそらく比較にならないほどのパニックになると思います。これを機に個人の行動でも何かと見直すことが大切なのかなと感じました。
人混みに行かないなどは一年中続けるのは困難な方がたくさんいると思いますが、一番基本的なうがい手洗いをこまめにしっかりやるというのは誰でも一年中出来ることでそれだけでも少しは感染を広めるのを緩和できるように思います。
致死率は今のところ新型コロナウィルスより、インフルエンザの方が低くなっているようです。けれど日本での患者数は現時点ではインフルエンザの方が圧倒的に多く、そのため死亡者も今のところインフルエンザの方が多くなっています。新型コロナウィルスがなくても、日本ではインフルエンザも十分脅威であると思います。普段からの予防がまず大切であると思います。