日付・使用機材
訪れた日付 | 2019/11/9 |
使用カメラ | Nikon デジタル一眼レフカメラ D800 ボディー D800 |
使用レンズ | Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR フルサイズ対応 |
その他 | レタッチあり、三脚使用あり |
アクセス
花園渓谷 花貫渓谷とは別です
茨城県には花貫渓谷と花園渓谷があります。花貫渓谷の紅葉はとても有名で、関東圏の風景写真が好きな方はすぐにわかると思うし、行ったことある方も多いと思います。(私は行ったことありません(笑))
花貫渓谷には吊り橋とその周りにモミジがあり、紅葉の時期には吊り橋の周りが真っ赤に染まります。とても有名なスポットでカメラ雑誌などにも多く載っている場所です。
同じ茨城県で花貫と花園で名前も似ていて、ネットで「花園渓谷」と検索しても花貫渓谷の情報も紛れて出てくるので間違えないように注意が必要です。
花園渓谷と花貫渓谷は距離もそこまで離れていないですが、車で数分で着くほど近くもないので間違えてしまうと、観光時間が減ったり、とても面倒です。
有名な花貫渓谷の方に行ってみたかったですが、土曜日で紅葉の季節になると激混みという情報も多かったので、花貫渓谷より空いてそうな花園渓谷にしてみました。
ところが花園渓谷はあまり情報がないです(笑)花貫渓谷の方は情報がちゃんとあり、ネットで調べればハイキングコースわかりやすくすぐ出てくるのですが、花園渓谷はネットで検索すると、場所はわかるのですがハイキングコースがいまいちわかりません。どのくらいの距離なのか、どんなコースなのか、一つのコースなのか、複数コースがあるのかなど少し調べたくらいだとわからないと思います(笑) 仕方ないのでとりあえず行ってみることにしました(笑)
駐車場
駐車場は赤い丸の辺りに市営無料駐車場があります。そこまで広い駐車場ではないですが、土曜日の10時くらいで2台しか止まっていなかったし、昼過ぎに帰る時も3台しか止まっていなかったので、この感じだと紅葉のベストシーズンでも大丈夫そうですが、今年は紅葉が遅れているようでまだだいぶ青かったので、これからベストシーズンになると急激に混み始めるのかもしれません。
緑の丸の辺りにも駐車場があるようですが、そちらまでは行かなかったので実際に見てはいません。赤丸の辺りにはトイレもありました。
今回歩いたコース
上でも書いた通り、情報がなかったのでとりあえずGoogleマップに花園渓谷と表示されている所を目指して歩きました。
駐車場の所にマップがあるのですが、これも位置関係は十分わかるのですが、どこに見どころがあり、どこがハイキングコースになっているのかいまいちわからないマップです(笑)
最初はなぜか気付かなかったのですが、T字路の所にもう少しわかりやすい大きな案内マップがあります。下の写真がそのマップです。赤く印をつけた所が今回歩いたコースです。
おそらく茶色で表示されていて、時間が表示されている道がハイキングコースになるのではないかと思います。
このマップにすぐに気づけばおそらく茶色で表示されている道を歩いたと思いますが、帰りに気付いたためちょっと違ったところを歩いてしまった感があります(笑)確かに今回歩いたコースは普通に車が通り、少し上から川を見れるようになっているので、あまりハイキングコースという感じではなかったです(笑)
花園渓谷とは表示されていたし、途中から川沿いに歩く遊歩道とかがあるのかなと思っていたのですが、私が今回歩いた、無料市営駐車場から与四郎滝までの間にはハイキング用の遊歩道は見当たらなかったです。マップを見ると何となく、与四郎滝から猿ヶ城渓谷と書かれている所がメインの見どころのような気がします。
ただしそちらの方に駐車場の表示がありません。もしそちらの方に駐車場がないとなるとなかなか長距離のハイキングコースになります。
市営無料駐車場からすぐの所
今回停めた市営無料駐車場の近くに小さな橋があり、川の側まで行ける所があります。そこが水量もあり、岩にぶつかり泡立ちが多い所なのでスローシャッターを楽しめます。
中州からの合流地点
途中大きな中州があり、二つの流れが合流するところがあります。はじめは二つの川が合流しているのかと思ったのですが、木々でよく見えなかったのですが上流でもひとつに合流していたようなので大きな中州になっているようです。下流の方の合流地点は少しひらけていて、橋の上から見る事が出来ます。
紅葉の木もあり、水の泡立ちもあるのでなかなかいい景色です。ただしスローシャッターをするのに普通に三脚を立てると橋の手すりが写りこみやすいので、背の高い三脚を使ったり、横に飛び出る三脚を使ったり、手すりの隙間から狙ったり、少し工夫が必要かもしれません。
人工の滝
それほど大きなものではないですが、人工のブロックで出来た滝があります。人工感が出てしまうのが少々残念ですが、長野県の白糸の滝っぽいの写真が撮れます(笑)
白糸の滝っぽい?(笑) 人工ブロックの滝
広角レンズの基本として、前景を大胆に撮り入れて迫力を出すいうのがあります。ただそれだけで簡単そうに感じるのですが、実際にそこに立つと前景になかなか魅力的なものを見つけられなかったり、何だかうまく撮れないものです(笑)
下の写真は前景を撮り入れようと意識したのですが、雑誌に出てくるような迫力の渓谷写真にはならなかったです。今はレタッチでただ単に色合いが綺麗な写真は誰でも簡単に作れる時代になりましたが、構図というところになるとやはりプロの写真家はすごいなと感じます。
与四郎滝
今回歩いたコースの中では与四郎滝がメインのスポットだったと思います。おそらく与四郎滝の周りの何本かはモミジ(植物に詳しくないので、モミジに似ている木なのか不明です(笑)素人目にはもみじでした)だと思うので、それが紅葉するととてもいい紅葉の写真が撮れそうです。ここは下に降りれない(無理すれば降りれるかもしれませんが)ので、上の道路から撮ることになると思います。
私は新緑とか緑の木も結構好きなので、紅葉の時も撮ってみたいですが、これはこれで結構お気に入りの写真です。
まとめ
今回は情報不足で道はハイキングコースはわからなかったし、紅葉の時期もまだ早く紅葉していない木も多かったので、100%満足にカメラを楽しめたという感じではなかったですが、場所としては写真スポットとしていいところだと思います。
今年は雨が多かったため、たまたまかもしれませんがなかなか水量が多く、スローシャッターを楽しめる所が多くありました。とは言っても今回歩いたところは車が通る道なので水面よりだいぶ高くなってしまって実際に写真撮れるところは結構限られてきてしまいます。
所々川に近づける場所があり、上からでも撮れるような所があったので、今回はそこからスローシャッターを楽しみました。スローシャッターだと当然三脚を使うわけだし、一枚撮るのに時間がかかるのでそれでも結構時間がかかりました。
混雑が少ないこともカメラを楽しむには向いていると思います。紅葉のベストシーズンはもう少し混雑があると思いますが、それでも都内の紅葉に比べたら全然マシだと思います。人の多い所は苦手という方にはお勧めだと思います。
体力ある方や泊りで行く方は有名な花貫渓谷や袋田の滝、竜神大吊橋なども一緒に観光するといいと思います。上でも書いた通り、車ですぐというわけではないですが、ざっくりとした位置は茨城県の北部なので、泊りなら無理なく周れると思います。