東京都 羽田空港国内線 流し撮りに挑戦

日付 使用機材

訪れた日付 2018/8/13
使用カメラ D800
使用レンズ SIGMA Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM
その他 rawレタッチあり 三脚使用あり

地図

羽田空港 国内線第一ターミナル

羽田空港の滑走路は、国内線第一ターミナル、国内線第二ターミナル、国際線ターミナルの3か所あります。今回は国内線の第一、第二ターミナルにお邪魔しました。

国内線~国際線区間は少し離れているので、移動するときは専用のバスを使うといいと思います。国内線の第一~第二ターミナル区間はそれほど離れていないので歩いて移動できます。たぶん歩いて5分くらいだったと思います。

第一ターミナルビル内は第二ターミナルビルに比べると少しクラシカルなデザインなように感じます。デザインや内装に詳しくないので、何となくそう感じただけで間違っているかもしれません(笑)

屋上が飛行機を見るための展望デッキになっています。私がおすすめなのはこちらの第一ターミナルの展望デッキです。たまたまだったのかもしれませんが、第二ターミナルより第一ターミナルの方が飛行機の出入りが多かったです。私が行ったとき、第一ターミナルのほうは飛行機が次々と出発していったので、空き時間が少なく撮れました。

飛行機までの距離は第二ターミナルより遠めです。

羽田空港 国内線第二ターミナル

第二ターミナルビル内のデザインは近未来的な印象を受けました。第二ターミナルにも展望デッキがあります。空港は飛行機に乗り降りするための所で写真を撮るのが目的の場所ではないため、特に問題ないのですが、展望デッキまで上がるのに一か所にエスカレーターがなくて、歩いてエスカレーターを探しながら上がっていくので大変です(笑)第一ターミナルビルもそこは似たような作りでした。

飛行機までの距離は第一ターミナルより近くて迫力があります。展望デッキの雰囲気もこちらの方がオシャレな感じがします。室内から見るスペースも広く取られています。写真を撮ることがメインでなく、子供と飛行機の見学などならこちらの方がおすすめかもしれません。

流し撮りに挑戦

流し撮りというのは、動いているものを撮る時に使うテクニックです。動いているものの速度に合わせてカメラを動かしながらシャッターを切るというやり方です。そうすることで下の写真のように動いているもの(飛行機)ははっきり写り、周りの景色が横にブレて写す事が出来ます。

今回比較的うまく撮れた流し撮りの写真とシャッタースピードです。

私が下手なのでこの程度が限界で少しわかりづらいのですが、本当はもっと周りの景色が流れるように線になり、疾走感を出す事が出来ます。Googleで「流し撮り」で画像検索するとたくさんわかりやすい素晴らしい写真が出てきます。

シャッタースピードをいくつにするかがポイントです。動いているものの速度によってシャッタースピードが変わってきます。より遅いシャッタースピードにした方が周りの景色が線になり疾走感が出せますが、シャッターが開いている間ブレずに追わないといけないのでその分難しくなります。

シャッタースピード優先モードにして、徐々にシャッタースピードを遅くして何枚も撮ってみるといい思います。そうすると自分の実力でどのあたりまで遅くできるかわかると思います。

ピントはオートフォーカスの被写体を追尾するモードに設定します。NikonだとAF-Cモードです。ピント機能をシャッターボタンと別にするといいと思います。

シャッタースピードを決めて、オートフォーカスを追尾モードにして、飛行機にピントを合わせます。そのままオートフォーカスでピントは追尾させて、飛行機がブレないように飛行機と同じ速度でカメラを振りながらシャッターを切ります。一度に一枚とする必要はないです。シャッタースピードによりますが、あまり遅くなければ一度に何枚も撮ることが出来ます。シャッターボタン押しっぱなしで連射しましょう。

言葉で説明すると難しいそうだし、実際にうまく撮るのはかなり難しいと思います。カメラやレンズの性能も高くないとピントをうまく追尾してくれないので、ある程度の機材も必要です。

だけど私の写真のように控えめな流し撮りなら何枚も撮ればそこそこピントが合ったものが撮れると思います。

ピントを追尾モード、シャッタースピード優先モード、飛行機の動きに合わせて連射です(笑)第一ターミナルで特に目的の飛行機を選ばなければ次々と離陸もしくは着陸するので、失敗を気にせずどんどん撮っていくといいと思います。シャッタースピードは撮れた写真を確認しながら自分の好みに近づくように修正していけばいいと思います。

三脚を使わないでやる方もいますが、私は三脚使いました。三脚使った方がやりやすいように思います。水平は固定してもいいかもしれないです。飛行機ははっきり写っているのに傾いているとなることもある思いますが、それは割り切ってあとからPCでトリミングするのもありだと思います。

飛行機だけでなく、車や電車などでもできるので直線的に動くものを見つけたらぜひ挑戦してみてください。

夕日の時間も

どこの場所に行っても大体夕日や朝日の時間帯はいいものです。空港も例外ではないです。たぶん国内線ターミナルは朝日の時間は入れなかったと思うのですが、夕日の時間は問題なく見学できます。

私はこの日夕方までまだ少し時間あるからと思い、一旦下に降りてベンチでのんびりカフェオレを飲み、スマホで将棋のアプリをやっていて気づいたら、もう結構いい時間になっていて急いでいったのですが、数枚しか撮れませんでした(笑)夕日と飛行機はなかなか絵になります。ぜひ夕日の時間もチャレンジしてみてください。

夜も素敵だが、難易度は上がります

夜も素敵なんですが、夜はなかなか難しいです。600mmの望遠ではほとんど野鳥しか撮っていないから、遅いシャッタースピードにすることはなかったです。今回遅めのシャッタースピードを試したら、普通にブレました。三脚が望遠レンズの重さに耐えられてないのかと思ったのですが、もしかしたら飛行機の走る振動で建物が微妙に揺れているのかもしれません。

夜は流し撮りの難易度も上がります。もはや流し撮りとは言えないかもしれませんが、私にはこのくらいが限界でした(笑)

難しい部分はありますが、絵的には夜の空港もとても綺麗です。滑走路のライトも幻想的で素敵だし、周りの夜景との組み合わせも綺麗です。下の写真はISO感度上げてブレを減らし、さらに結構大幅にレタッチで明るくしたものです(笑)画質悪いです(笑)

今度は羽田空港国内線ターミナル、成田空港にも行ってみたいなと考えています。