千葉県 屛風ヶ浦 東洋のドーバー

日付 使用機材

訪れた日付 2018/3/15
使用カメラ D800
使用レンズ AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
その他 三脚使用あり rawレタッチあり

地図

屏風ヶ浦 10㎞の崖

銚子観光最後の場所は屛風ヶ浦です。屛風ヶ浦は高さ最大50m以上の崖が10キロ以上も続く絶景スポットです。その姿が屏風に似ていることから屏風ヶ浦と呼ばれているみたいです。もはや大き過ぎて屏風を連想できないです(笑)

今回一番楽しみにしていた場所で、私の中ではメインです。10キロにもなる崖はそれだけでも絶景ですが、今回はさらに夕日と一緒に写真に撮りたいと思います。銚子というと位置的に朝日のスポットというイメージがありますが、銚子マリーナ側から見ると屏風ヶ浦は西にあります。逆に飯岡刑部岬側から見ると屏風ヶ浦は東になります。

駐車場は銚子マリーナ海水浴場の大きな駐車場があります。夏場でなければ問題なく止める事が出来ると思います。夏場はどうかわかりませんが、この時期は無料です。駐車場近くにはトイレもあります。

車から降りると相変わらず風が強いです。波をかぶったり、危険を感じるほどではないので、どうにか写真は撮れそうです。

駐車場から何となく崖は始まっているのですが、最初の方は途中途切れてしまっていて、メインの崖までは結構歩きます。ゆっくり歩いて20~30分くらいかかると思います。メインの崖の方まで歩いてきてしまうとトイレがないので注意しましょう。

噂通り迫力ある景色です。風が強く、細かい波しぶきがあったせいもあり、遠くの方はもう霞んでしまっています。それほど遠くまで崖が続いています。

逆光
順光

 

思わぬ景色

日が沈むまで少し時間があったので、砂浜の方に散歩していると、思わぬ素敵な景色がありました。

風が強かったおかげできれいな風紋が出来ていました。

私は砂漠の写真が結構好きで、きれいな風紋に夕日や朝日が当たっている写真など特に好きです。雑誌などではよく見ますが、私が知っている限り、日本の砂漠というと伊豆大島の裏砂漠だけで、それもネットで見る限りサハラ砂漠のような砂漠ではないようです。砂漠とは違いますが、鳥取砂丘なら、砂漠っぽい写真が撮れるかなといつか行ってみたいと思っています。

だから今回風紋が見れたことがちょっとうれしかったです(笑)もちろん規模はとても小さく、とても砂漠と呼べるものではないです(笑)ここは全然砂が多い所ではないので、砂の多い海岸ならもっとすごい風紋が見れるかもしれないです。確か館山の方にとても砂が多い場所があったと思います。ちょっと探してみたくなりました(笑)

屏風ヶ浦は壮大で綺麗な写真が撮れますが、誰もが撮っている有名スポットであり、自分が探した感は得られないです。しかしこういった小さな風紋は、綺麗さや壮大さなどでは大したことないかもしれないですが、自分が見つけた感が得られるのがうれしいです。

風紋と引き換えに…

日が結構沈んできたので風紋を引き上げて、屏風ヶ浦の方に戻ります。昼間の青空もいいですが、夕日の時間も崖がオレンジに染まりとても素敵です。しばらく撮った後、何気なくレンズを覗くと埃と細かい水しぶきが付いていました。さっき風紋撮った時だと思います。ひざ下は砂がすごかったから、ローアングルからは撮らなかったのですが、当然見えない誇りは顔の位置にもたくさんあるわけだし、海にも近づいたのでちゃんと確認すべきでした。

誇りと水滴にやられました

 

家に帰って確認すると夕日の写真の半分以上は、太陽で逆行が強い所が酷いことになっていました(笑)こまめにレンズのチェックは大切です。

誇りと水滴ふき取った後です
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崖の以外もおすすめです

砂浜の濡れているけど、波が来ない部分は鏡のように空の色を写すので、夕日や朝日の時はおすすめです。空だけでなく、地面も空の色が写って赤、オレンジ、紫、青などに染まってとてもきれいです。

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