猛暑 パソコンの温度

  • 2018年7月27日
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7月になってブログ更新が減った理由

7月に入ってからブログの更新数が一気に減ってしまいました。単純にストックがなくなった、ネタが減ってきたということも少しあります。ブログ開設時は毎日のように更新していましたが、それはブログ開設前にある程度記事を作っていたものアップロードしていただけ毎日一から記事を書いていたわけではないです。ネタは減ってきているのですが、それでもまだ書きたいことを全部合わせると50記事以上は作れるように思います。

ここまで更新数が減った一番の理由は暑さです。温暖化で平均気温が上がり、特に今年の夏は猛暑で熱中症のニュースも毎日のように見ます。テレビでも数年前は「クールビズ」「エアコンの温度設定を高めに」と進めていました。もちろん省エネは大切で電気を無制限に使っていいわけではなく、エアコン使わずに済むなら使わない方がいいのですが、連日エアコンを使用せず熱中症になってしまう人が出ているためテレビでも「我慢せずにエアコンを」と進めています。

そんな時代に嘘のように思うかもしれませんが、私のパソコンを使っている部屋にはエアコンが付いていないです(笑)さらに家の構造が冬向きなのか、冬は暖かく、夏は暑いです。窓開けていても外は涼しいのに家の中は暑いということもあります。

暑くて私自身がキーボードを打つ気がしないというのもあるし、何よりパソコンが熱で壊れるのではないかと心配して使用を控えています。今のパソコンはおそらく昔よりだいぶ熱に強くなっていると思いますが、私のは自作パソコンでファンも安いものを使っているのであまり熱に強いパソコンではないと思います。今年の猛暑で特に日中はかなり温度が上がってしまうのではないかと思います。

パソコンの適温は?

室内の温度は10~30℃が好ましいと言われています。メーカーなどによって誤差があると思いますが、低温すぎても高温すぎても好ましくないということは変わりないです。パソコンが暑さに弱いということは有名ですが、実は低温にも弱いので注意が必要です。

具体的に部品の自体の温度が何度まで上がるとまずいのか?これもメーカーなどによって違いがあると思うのですが、HDDは50℃以上、SSDは70℃以上、CPUは80℃以上になると壊れる可能性がかなり上がると言われています。

実際に温度を見てみる

実際にエアコンがついていない私の部屋でパソコンを使って温度を見てみたいと思います。パソコンの温度はフリーソフトを使うことで簡単に調べる事が出来ます。

Linux

まずはLinuxパソコンの温度を見てみます。ソフトはpsensorを使います。私のlinuxのディストリビューションはdebianでインストールにはapt-getコマンドを使います。

管理者権限で

apt-get install psensor

でインストールできます。

起動はコマンドラインから

psensor

で起動できます。以下のようなウインドウが開いてCPU,ハードディスクの温度を見ることができます。

一番右側のチェックボックスにチェックを入れた項目は、左側にグラフ表示されます。CPUの温度は時々70℃付近まで上がりますが、すぐに50〜60℃くらいに下がります。CPUの温度は一応80℃以上が危険なラインなのでまだ少し余裕があります。

ハードディスクの方は上がっていく一方で1時間もしないうちに45℃まだ上がってしまいました。ハードディスクの温度は50℃が危険なラインなのでおそらく使い続けると達してしまうと思います。

室内の温度の影響が受けやすいのはCPUよりハードディスクの方だと思われます。もちろんCPUも影響受けていると思いますが、CPUがダメになるくらいの時はハードディスクはもっと厳しい状況になっていると思います。

 

Windows

次にWindowsパソコンの温度を見てみます。ソフトはCrystalDiskInfoを使用しました。このソフトはハードディスクに関するソフトでCPUの温度はわかりませんが、上でも書いた通り室温が高くて影響が出やすいのは適性温度の低いハードディスクの方だと感じたのでハードディスクのみ温度を見ました。

窓の杜からダウンロード出来ます。

インストールして起動すると下のようなウインドウが開きます。温度以外にもハードディスクのいろいろなデータを知る事が出来ます。何のことを言っているのか私にはわからないデータもありますが、電源投入回数、使用時間、温度など誰でも意味の分かるデータもあります。これだけでもある程度ハードディスクの交換時期の目安になると思います。室内の温度に関わらず、自分のパソコンの状態を知るのに役立ちます。

私のWindowsパソコンはHDDとSSDが付いています。主にOSはSSDに入っていて、自分の撮った写真などはHDDに入っています。本当は全部SSDに出来ればいいのですが、価格はSSDの方が高いためOSだけSSDに入れています。動作の快適さはSSDの方がいいです。起動の早さは劇的に違います。学生の頃、まだ自分のパソコンを持っていなかった時はパソコンの早さはほとんどCPUのみで決まると思っていましたが、自分でパソコンを買い、部品を交換してみたりするとメモリやSSDなどで全然違うことに気付きました。

温度の話に戻ります。起動直後の温度はどちらもそんなに変わりませんが、室温が高い所で使っていて上がりやすいのはHDDの方です。ネットでブログを書いているだけで、システムはSSDの方に入っているからHDDの方にはデータの出し入れしていないように思えるのですが、使っていて温度が高くなるのはHDDです。

多くのHDD、SSDで調べたわけではないので製品によって違うかもしれません。私の環境ではSSDの方が室内が高温時に熱に強いです。

こちらもlinuxパソコン同様に、大体日中は30~60分くらいでHDDの方が45℃くらいまで上がります。50℃が限界なので45℃くらいまで上がったらシャットダウンかスリープさせてます(笑)肝心の温度計がないので室温がわかりませんが、おそらく35℃以上はあると思います。私は夏の暑い時は出来るだけパソコンを使用せず、使う時は続けての使用は1時間未満にしています(笑)

私のように室内の温度が高い所でパソコンを使っている人(なかなかいないと思いますが(笑))はぜひフリーソフトで温度をチェックしてみてください。