フォトコンテストに挑戦してみよう

初心者の方は小さなフォトコンテストがおすすめ

カメラが好きでたくさん撮っても意外とそのままパソコンの中で眠ってしまうことも多いと思います。もちろん撮るのが楽しくて、十分楽しめているのだからそれで問題ないのですが、自信のある写真をとれたらフォトコンテストに応募してみるのも楽しいし、勉強になります。もし入賞したらとてもうれしいし、自信にもなると思います。

フォトコンテストと聞くととてもハードル高そうに思いますが、フォトコンテストにもいろいろあります。Nikon、Canon、Sonyなどが全国に向けて主催しているような大きなフォトコンテストからひとつの公園がその公園の紅葉の写真限定の小さなフォトコンテストまでいろいろです。

たくさんのプロが応募してくるような大きなフォトコンテストに入賞するのはとても難しいです。私は最初「写真なんて芸術だから、数打てばまぐれで入賞するのではないか」と思っていたのですが、実際大きなフォトコンテストの入賞作品を見ると、素人が見ても「ちょっとレベル違うな、まぐれでも無理そうだな」と感じます(笑)もちろん大きなフォトコンテストでも経歴などは通常考慮されないと思うので、才能があれば初心者でもチャンスはあると思います。

先ほども書いたようにその場所限定の小さなフォトコンテストもたくさんあります。そういう小さなフォトコンテストなら初心者の方でも十分チャンスがあります。私は千葉県松戸の神社の紅葉限定のフォトコンテスト(「てるてる紅葉」が私の写真です)で優秀賞を頂いたことがあります。

もちろん小さなフォトコンテストで入賞しても、大金の賞金があるわけではないし、即プロの写真家になれるわけではありません。しかしやはり入賞すると嬉しいものです。それに入賞しなくても勉強になります。応募して入賞しないと、「どんな写真が入賞しているのだろう?」と自然と気になると思います。入賞作品が自分が行ったことない場所であるとイメージわきづらいかもしれませんが、自分が行った場所であると「こんなアングルで撮るのか、こんな風にボケを利用するのか、時間帯で全然雰囲気違うんだな」などといろいろ気付くこともあります。

応募にお金かかる?

応募料がかかるコンテストもありますが、小さなフォトコンテストは無料のことが多いです。もちろん郵送料などはかかります。

郵送とかが面倒なんだよなと思う人もいると思います。最近は写真データをメールや応募フォームから送るフォトコンテストも増えてきています。ネットから送れるのは時間も短縮できるし、お金もかからずとても便利です。

フォトコンテストはどこで見つけるの?

フォトコンテストに出したい、どんなフォトコンテストがあるの?と思ったら、いろいろなフォトコンテストを紹介しているサイトがあるので利用するといいと思います。

わたしがよく利用しているフォトコンテストを紹介しているサイト

<観光スポットや施設に行くとパンフレットなどで紹介していることもあるので、少し注意して見てみるのもいいと思います。

写真プリントはネットが安い

サイズ、印刷方式、この辺の事情については私は審査員ではないし、入賞経験もほとんどないので以下の事が本当なのかわかりません。あくまで一般的に言われている話です。

最近はパソコンからタブレットに移ってきて、プリンタを持っている人も少なくなってきたように思います。プリンタを持っていてもフォトコンテストに送る時は一般的に写真屋さんの銀塩プリント(家庭用プリンタのインクジェットとは異なる方式の印刷技術)がいいと言われています。

インクジェットより銀塩プリントの方がきれい、立体感がある、迫力があるなどと言われています。私の目では完璧に見分ける自信ありませんが、審査するのは写真のプロであることが多いので銀塩プリントの方がいいのだと思います。

サイズも応募要項の範囲でできるだけ大きいものがいいと言われています。応募要項で「A4サイズで」などとひとつのサイズに絞られて募集されていることは少ないです。大体「2L~四つ切(ワイド可)サイズまで」などと範囲で指定されていることが多いです。「2L~四つ切(ワイド可)」の場合四つ切が一番大きいので四つ切か四つ切ワイドで応募するのがいいということです。

家庭用プリンタは、インクジェット、サイズはA4が多いです。そうなるとプリンタを持っていてもフォトコンテストの応募用には写真屋さんに頼むのがいいとなります。しかし電気屋、カメラ屋の写真プリントは小さいサイズは安いのですが大きいサイズになると一気に値段が上がります。私の近所の電気屋さんではA4サイズで850円くらいしたと思います。

これだと応募料が無料でも出費が大きくなってしまいます。ネットだとだいぶ安くできるのでネットがおすすめです。但しその値段の差が画質に表れるのかは不明です。私にはないように見えますが、インクジェットと銀塩の違いが判らない私の目では、同じ銀塩の違いは到底判別できません(笑)

私が利用している写真プリントのサイト

フジプリさんは四つ切サイズでも10枚以上頼むと一気に安くなります。

最近はSNSでも

最近ではSNSが流行りで、一眼レフで撮った写真をインスタグラムなどに投稿することも多いです。手軽に自分の写真を公開できるのでとても便利です。インスタグラムの中でもいろいろなフォトコンテストが開催されていたりするので挑戦してみると面白いと思います。

注意点

応募はどんなものでも送っていい訳ではなく、当然フォトコンテストごとに決められたルールがあります。大体どのフォトコンテストでも応募要項が定められていますので、それをよく読んでルールに従って応募しましょう。

レタッチ(パソコンによる明るさ修正など)をやり始めるとがっつりレタッチした写真を送りたくなりますが、レタッチ不可のフォトコンテストもあるので注意が必要です。もちろんレタッチ可もあります。明るさ、彩度の調節等のレタッチはいいけど、合成などのは不可というのが多いです。