日付・使用機材
撮影日 | 2019/10/21 |
使用カメラ | Nikon デジタル一眼レフカメラ D800 ボディー D800 |
使用レンズ | TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A005N |
その他 | レタッチあり、トリミングあり、三脚使用なし |
アクセス
最寄り駅は浅草か、とうきょうスカイツリー駅になります。直線距離では浅草の方が近いと思いますが、浅草からだと隅田川を渡るため少し遠回りになり、歩く距離はとうきょうスカイツリー駅の方が若干近いかもしれません。
隅田公園
東京スカイツリー、すみだ水族館、浅草など周囲にはとても有名な観光スポットがあります。それらのついでに少しのんびり散歩するのもいいかもしれません。
隅田川沿いに東側(スカイツリー側)、西側(浅草側)にあり、私は主に東側の日本庭園周りしか見ていませんが、東側、西側全部合わせると結構な広さがあると思います。
東側の一部工事中(2019/10月時点)です。都内の公園はオリンピックに向けてリニューアル工事をしている所が多くなっています。(私が行った所だと、お台場、木場公園も工事中でした)
カワセミ
この日は久しぶりに平日が休みだったので、休日に混んでて写真が撮りづらい所に行ってみようかなと思い、すみだ水族館に行きました。その帰りに時間があったので、浅草の方まで少し散歩して途中にある隅田公園も少し見てみようかなという感じで特に野鳥を撮るつもりはなかったです。
ところが日本庭園の池を撮っていると、鳥が飛んできて木にとまるのを見かけました。飛び方がカワセミっぽかったのですが、枝に隠れてよく見えないので、近づきすぎないようにポジションを変えてみてみると、綺麗な青い鳥、カワセミでした。
都内でもカワセミはそれほど珍しいわけではなく写真を撮ることはできます。しかしスズメやカラス、ハトなどに比べると圧倒的に珍しいし、もう少し自然が多い所にいるイメージだったので、少し驚きました。
小石川後楽園、新宿御苑、明治神宮、水元公園など都内でカワセミの目撃情報ありますが、それらと比べても隅田公園は森が少ないように感じます。カワセミの生態に詳しくないので正解はわかりませんが、もしかすると小魚が捕まえられて、巣が作りやすければ特に自然の量は関係ないのかもしれないですね(笑)
この日はすみだ水族館をメインに考えていて、野鳥を撮るつもりなかったので重たい600mmは持ってきていなかったので、すべて70-300mmで撮影しました。大幅にトリミングした写真もあります。
300mmでも野鳥撮影が楽しめる
カワセミを撮っていると近づくと逃げてしまうし、小さい被写体なので出来るだけ望遠がいいと感じます。私も最初300㎜の望遠を使っていて、もっと寄りたいなと思い、150-600mmの望遠を買いました。
実際に600mmの望遠を使ってみると、それでももっと寄りたいなと感じます(笑)だからカワセミを撮っている時は、迷うことなくずっと600mmのまま撮ることが多いです。
木にとまっているだけでもカワセミはとても綺麗で絵になりますが、やはりカワセミを撮っている以上、ダイブする時の水しぶきや毛並、咥えている魚まで鮮明に写した迫力ある綺麗な写真が撮りたいものです。
そうなるとやはり持っているレンズの中で最長の望遠を使おうとなると思います。もちろんそれもいいと思いますが、600mmでダイブをとらえるのと、300mmでダイブをとらえるのでは難易度が全然違います。
木にとまっている時は300mmでも600mmでも難易度は特に変わらないと思いますが、動いている時、特にカワセミのように小さく、速いものは望遠であればあるほど、とらえるのが難しくなります。
当たり前ですが、望遠になればなるほど写真に撮れる範囲は狭くなります。その狭くなった範囲に、小さくて動きの速いカワセミをピントを合わせた状態でとらえるのは非常に困難です。
困難でも、うまくいかなくても諦めずに撮り続けるのも素晴らしいことですが、趣味で遊びでやっているなら一旦妥協して、少し広角で撮ってみるのもいいと思います。
今回は初めからそういった考えがあったわけではなく、野鳥目的ではなかったため、300mmしか持っていなかったので300mmで撮ったら100%満足の写真ではないですが、トリミングしてそこそこお気に入りの写真が撮れたので300mmで野鳥も楽しめるものだなと感じました。
レタッチ前提で暗めで撮る
カワセミの飛んでいる時の動きを止めようと思うと、大体シャッタースピードは1/1600とか1/2000くらいにしないと止まってくれません。そうなると私がもっている望遠レンズでは開放にしてもf/5.6とかなので、少し曇っていたり、日陰であるとISO感度を大幅に上げないと1/2000まで持っていけません。
ところがISO感度を上げれば上げるほど、画質は悪くなってしまうので少しでもISO感度は小さくしたいです。
そこでレタッチが役に立ちます。もう初めからレタッチすることを前提として、暗めで撮っておけばいいのです。もちろんそんなレタッチ頼みの撮り方は邪道だという意見もあると思いますが、初心者の内は何も撮れずに帰るよりも少しでも楽しんだほうがいいと思います。
それで満足できなくなったら、次のステップに行けばいいと思います。初心者の方がいきなりプロの写真、撮り方と比べる必要はないと思います。
シジュウカラ
シジュウカラは公園でもよく見かける鳥で、色も結構ユニークな色をしているので、被写体としてもいいと思います。ただ頭が黒いため、写真に撮ると目が頭と一体化してしまって、なかなかかわいく撮れないのが残念です(笑)
珍しい鳥ではないですが、私はこれだけ近くで撮れたのは初めてだったように思います。
スズメ
スズメは説明するまでもなく、どこでも見かけられる鳥です。色は基本茶色であまり写真映えする鳥ではないですが、かわいさはしっかりかわいいし、初心者の方は野鳥を撮る練習もかねて撮ってみると面白いと思います。
たまたまかもしれませんが、隅田公園のスズメは丸々太ったスズメが多かったように思います。
ヒヨドリ
たぶんヒヨドリだと思います。こちらも色的には派手さはないので、あまり写真映えしませんが、水浴びしてくれたので水辺の割と雰囲気の良い岩に止まってくれたので、結構お気に入りの写真が撮れました。
野鳥以外も見どころあります
牛嶋神社、日本庭園
隅田公園に隣接して牛嶋神社という神社があります。それほど大きくはないですが、神社などが好きな方はこちらも併せて見るといいと思います。
カワセミがいた所の池は日本庭園になっているし、周りにもみじがあったので紅葉の時はなかなかいい写真スポットなのではないかと思いました。
花
花はそれほど多い公園ではないと思いますが、浅草側には所々花が咲いていました。季節によってはもう少し花が多く咲くかもしれません。スカイツリーから近いためスカイツリーと何かを絡めて撮っても面白いかもしれません。
釣り堀もある!?
私は行かなかったので、どれくらいの規模で現在も営業されているのかわかりませんが、Googleマップを見ると釣り堀もあるみたいです。