lightroomが起動しない!?
最近Windows10の結構大きなアップデートがありました。昔はある程度期間をおいて、バックアップを取ってから手動でアップデートを行っていましたが、今は自動でアップデートしています。単純に面倒になったことと、一応セキュリティ上は自動アップデートが推進されているようなので自動にしています。
今回も自動でアップデートが始まり、結構大きなアップデートだったみたいで起動するまで1時間以上かかった気がします。まあ、これは仕方がないことだし、確か「アップデートに都合がよい時間を設定してください」というようなメッセージも出ていた気がします。
タスクビューという作業履歴を表示するような機能が付いたようです。もちろん他にも機能やセキュリティ面も更新されているだと思います。最近は私はlightroomでの作業とブラウザでネット見たり、ブログ書いたりがメインです。あとはそれらの作業を音楽を聴きながらやるためにiTunesを使うくらいです。だから最悪音楽は聴けなくてもlightroomとブラウザが使えればそれほど問題ないです。
ところがそのlightroomが起動しなくなりました。パソコンの専門家ではないので、100%アップデートのせいとは言い切れませんが、このタイミングで起動しなくなったのだからほぼアップデートのせいでしょう。
解決策は?
解決方法を調べてみるとcreative cloudをログインし直すというのが出てきました。私のlightroomはパッケージ版であり、アプリメニューにもcreative cloudがないし、どうやってログインし直すのかよくわかりません。
もう少し調べてみるとどうやらSLCacheというフォルダが怪しいようです。アクセス権がおかしく設定されてしまった可能性があるから、アクセス権を初期化してみるといいと方法が紹介されていたのでそれの通りやってみたが起動しませんでした。
再インスールをすればいいのだけれど、ライセンス認証が面倒なことになるのが嫌なので出来れば再インストールは避けたい思っていました。
「SLCache」ってcacheという名前が付いているくらいだから、一時ファイルなのかなと思い、中身を削除してしまってもいいんじゃないかと考えました。通常の生活の中でキャッシュと言うと現金を表しますが、パソコンの中では利便性のために一時的に保存されているデータなどを指すことがある。主に処理速度を上げるために一時的保存されているデータで、なくても正常に動作することが多いです。ブラウザでも表示スピードを上げるために、キャッシュが使われていますが、削除してもサイトを見る事が出来ます。元に戻せるよう丸ごとコピーを取ってから試しにSLCacheフォルダの中身を全部削除してみました。フォルダ自体は残しました。
そしたら起動したのですが、「ライセンス・・・」などというメッセージが出ました。結局ライセンス認証か!?オペレーターに電話して説明は面倒だなと思い進めると、AdobeのID、パスワードとシリアルナンバーで無事に使えるようになりました。
セキュリティ上は自動がいいのかもしれないがこういうこともあるので、アップデートも難しいものです。予期せぬ事態に備えて、改めてバックアップなども大切だなと感じました。