この秋競馬、注目の馬

  • 2019年9月29日
  • 2019年9月29日
  • 競馬
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古馬 

アーモンドアイ

今更、紹介するまでもなく有名ですが、やはり今一番強い古馬と言えばアーモンドアイです。春競馬では最後に安田記念に出走し3着に敗れましたが、ちょっと展開や馬場が不利な方に向いてしまったかなと思える内容で、完全に力負けしたという感じではなかったです。そもそも安田記念に出るというのがちょっと疑問に思います(笑)

この秋は天皇賞秋からの指導のようです。その後はジャパンカップだとアーモンドアイにとっては間隔が狭くなるので、香港のG1レースなどと噂されています。アーモンドアイは体質が強くないこともあってステップレースを使わずG1レースしか出走しないというローテーションです。

海外ではそういったローテーションが昔から多いかもしれませんが、日本ではここ最近の事だと思います。数年前までは日本で古馬の実力馬は秋のG1レース前に毎日王冠か京都大賞典を使うというのが通常でした。

調教施設の充実などで今は馬によってはステップレースを使わないというのが少しずつ増えてきました。正確には昔でもそういったローテーションを見かけることはあったのですが、成功しないことが多かったように思います。最近は成功例が増えてきたように思います・・・・・ただ単に強いだけかもしれませんが(笑)

アーモンドアイは今年で引退かなどとも言われています。もし噂通り引退で、天皇賞秋の後、香港に向かうのなら天皇賞秋が国内ラストレースになります。

3歳

サートゥルナーリア

サートゥルナーリアももう有名な馬で、去年から注目されている馬です。去年から三冠確定、もしくは二冠のあと凱旋門賞か、などと言われていた馬です。

そんな注目からすると、ダービー4着に敗れて残念な気持ちをありますが、強い馬であることは間違いないです。

春にはアーモンドアイと同様にステップレースを使わずに皐月賞に挑みましたが、この秋はステップレースとして神戸新聞杯に出走しました。ダービー4着に敗れたこともあって2400mは距離的に向いてないのではないかなどと言われていましたが、神戸新聞杯ではライバルのヴェロックスに3馬身差をつけての勝利でした。ただし、かなりスローペースだったため2400m走れたという見方も出来るため、距離に関しては微妙です(笑)

この後は3000mの菊花賞はさすがに距離が長いということで、天皇賞秋に向かうようです。アーモンドアイとの対戦がとても楽しみです。本当は天皇賞秋ではなく、凱旋門賞でこの2頭の対戦が見たかったです(笑)

今年は凱旋門賞にブラストワンピースなどが出走予定ですが、アーモンドアイ、サートゥルナーリアが日本のレースに出て、他の馬が凱旋門賞に挑戦しているという状況になんだか少し疑問に感じます(笑)もちろんみんな遊びでやっているわけではなく、いろいろな事情があるので簡単にはいかないと思いますが、凱旋門賞でこの2頭の対戦が見たかったです。

サートゥルナーリアは怪我がなければ、今年で引退ということはないと思います。サートゥルナーリアは長距離への不安がありますが、今回神戸新聞杯が快勝だったのでジャパンカップに向かうのか、やはり中距離は目指し香港C(2000m)に向かうのか微妙なところです。

今年の結果次第で来年もとても楽しみです。もしジャパンカップ、有馬記念でも快勝し、2400mまでいけるとなればキングジョージ、凱旋門賞の可能性がある馬だと思います。

クリソベリル

アーモンドアイ、サートゥルナーリアは芝のレースで強い馬です。クリソベリルはダートで強い馬なので、芝のレースが盛んな日本では上の二頭に比べるとそこまで有名ではないです。

しかし競馬好きな人の中ではやはり注目の一頭だと思います。デビュー戦から無傷の5連勝です。しかも7馬身、7馬身、5馬身、3馬身、4馬身で5戦で合計26馬身差です(笑)

おそらく騎手は3馬身くらいつくと、馬に無駄に負担をかけないために最後流してゴールするのが一般的です。それを考えると5戦してまだ一度も本気で最後まで走っていないことになります。

これからより強い馬との対戦になり、今までのような楽なレースは出来ないかもしれませんが、ダートレースでは注目の一頭だと思います。ダートレースは日本では芝のレースに比べて注目度が低いですが、世界では芝より注目度が低いというわけではないです。ダートレースの最高峰ドバイワールドカップやブリダーズカップクラシックなどは凱旋門賞に並ぶビッグレースです。

2歳

リアアメリア

リアアメリアはデビュー前から注目されている馬です。さすがにまだ早いのではないかと思いますが、牝馬であることもありアーモンドアイの後継者とまで言われています(笑)

まだ一戦しかしてませんが、そのレースは追い出さずに8馬身差という注目度に負けないくらいの強いレースでした。もったままで先頭に並んで少し追い出して最後流すというレースはよく見ますが、全く追い出さずに8馬身というのはなかなか見ない強さです。

JRAの公式サイトの「データファイル」→「競走馬検索」で「リアアメリア」と検索すれば、レース結果、レース映像が見れますので興味がある方はぜひ見てみてください。

サリオス

こちらもデビュー前から注目の馬です。デビュー戦では2馬身差の勝利で2着との着差だけ見ると注目するほどではないと思うかもしれませんが、2着と3着の差は7馬身差です。つまり2着の馬も強かったのです。このレース2着の馬はアブソルティスモで、この馬も注目されている馬です。実はこのレース一番人気はアブソルティスモの方です。

レース映像を見ると、アブソルティスモがいるのでリアアメリアほど楽なレースではないですが、直線に入ってスパートをかけた時の切れ味はちょっと他の馬とスピードが違うなと感じました。

サリオスはこのレースの時の場体重は530キロを超えているので、マイル、短距離路線が向いているのかなと思います。

マイラプソディ

デビュー戦はそれほど派手さもなく、3/4馬身差で結構ギリギリの勝利でした。2戦目は5頭立てで頭数が少なかったですが、他の4頭中3頭は1勝以上上げている馬なのでデビュー戦よりは少し強い相手と言えると思います。

2戦目はコーナーから徐々に前へ並びかけていき、終始危なげなくレースを進め、最後は5馬身差の勝利です。

デビュー戦が2000m、2戦目が1800mでこの時期にしては長いレースを選んで出ているようなので、おそらく出来れば来年のクラシックをと考えているのだと思います。