長野県 入笠山 初めての雪山

日付 使用機材

訪れた日付 2017/12/28
使用カメラ D800
使用レンズ AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
その他 三脚使用なし rawレタッチあり

地図

入笠山 雪山初心者の定番スポット

初の雪道運転についてはこちらです。

初の雪山の装備についてはこちらです。

写真多めになったのでサムネイル表示になっています。クリックすると拡大します。

雪山経験0、単独で3日連続でスノートレッキングに挑戦してみました。まず1日目は入笠山。

入笠山は雪山初心者におすすめの山です。標高1050mのところに富士見パノラマリゾートがあります。そこからゴンドラで標高1780mまで一気に登ることができます。山頂の標高は1955mなので高さ的には200mくらい登れば山頂です。

しかしゴンドラは大きなものではなく、8人乗りの小さなものなので強風などでゴンドラが止まってしまう場合もあるそうです。行きで止まっていれば、中止すればいいだけですが、登ってから運行中止になってしまうと、歩いて下山することになるかもしれないという話を聞いたことがあります。頻繁に起きることなのか、それとも本当に最悪の状況の時そういった可能性もあるという意味なのか詳細は分かりません。通常はその時には何か対抗処置があるのかもしれません。心配な方は問い合わせて確認しておいた方がいいと思います。

富士見パノラマリゾートまでは、雪が積もっていなくて車の運転も問題なかったです。この点も初心者の方にはうれしいです。

ゴンドラの山頂駅からマナスル山荘まではそれほど急な上り坂はないです。登山というよりはハイキングコースで、登ったり下ったりの道で急なアップダウンではないです。

それでももちろん雪山なので、滑ったり、寒さなど危険はあるので慎重に行きましょう。雪がそれほど積もっていなくても雪道はとても体力を奪われます。

まずゴンドラ山頂駅から入笠湿原を目指します。入笠湿原まではいくつかルートありますが、どこを通っても大丈夫だと思います。難易度はそれほど変わらないと思います。特別きつい道や迷って分かりづらいということもないと思います。写真を撮らずに歩けば30分かからないと思います。

入笠湿原に出ると視界が開けます。どこまでも続く広い湿原ではないですが、初の雪山の私にとっては、十分絶景でした。三脚使いたかったのですが、初の雪山で少しでも荷物を少なくしたかったので三脚は車に置いてきました。写真はすべて三脚なしです。

足跡たくさんありましたが、自然保護のため湿原内には入ってはいけないようです。

 

入笠湿原からマナスル山荘を目指します。ここも特にきつい道のりではないです。時間も30分もかからないと思います。

マナスル山荘から入笠山山頂を目指します。ここは登山らしい急な登りが続きます。上り坂の体力の奪われ方はすごいです。慣れてない人は無理しないようにしましょう。ゆっくり登ったり、数回小休憩を入れるといいと思います。

途中、道が分かれます。私の持っていたマップには何も書かれていなかったのですが、岩場の最短ルートと岩場迂回ルートがありました。雪が積もっているので岩場でも関係ないだろうと最短ルートを選びました。岩場ルートはそれまでとそれほど変わらず、急な上り坂でした。もう一つのルートがどんな感じかは通らなかったのでわかりません。

マナスル山荘から山頂まで何時間も登るわけではありませんが、初心者が休憩を含めながら登ると30分以上はかかると思います。焦らず行きましょう。登るのに必死できつい道のりの写真は撮ってなかったです(笑)

山頂に出ると景色は開けて絶景です。それと同時に強風です。登っている時は運動で暑く、山頂に着くと運動はなくなる、汗かいている、強風の三つで一気に寒くなります。

夏山だと景色のいい山頂で少しお茶したり、休憩するのもいいと思いますが、雪山ではあまりおすすめではないなと思いました。写真撮って、体力が回復したらすぐ降りるのがいいと思います(笑)

写真を撮って寒いのですぐに下山しました。ゴンドラの運行開始とほぼ同時に乗って上がってきているのでまだ結構時間があります。

途中の案内図を見ると、大阿原湿原というのがありました。私の持っていたマップにはなかったのですが、時間も余っていたのでそちらの方も見てみようと思いました。しかしこちらの方はトレースついているものの、だいぶ付き方が弱いです。おそらく訪れる人が少ないためでしょう。私が行ったときは大丈夫でしたが、もしかすると1月、2月になると、スノーシューないと歩けなかったり、初心者にはきつかったりするかもしれません。

しばらく雪の積もった道路を歩きます。おそらく雪が溶けると車が走れる道路なのだと思います。結構歩いても大阿原湿原にたどり着かないから、諦めて引き返そうかと思っていると着きました。こちらも絶景です。入笠湿原よりはるかに広いです。

大きな湿原の周りを一周するように木道の遊歩道が設置されています。しかし当然木道の上に雪が積もっていて、トレースの付きはかなり弱いです。私はチェーンスパイクしか持っていなかったので、そのまま歩きましたが、スノーシューの方が歩きやすいかもしれません。

初心者用のマップに載っていなかったということは、あまり初心者がくるべきところではないのかもしれません。そもそも予定にない所、マップにない所に気軽に行くというのは、雪山では命取りになると後から考えると思いました。反省しなくてはいけません。

湿原から森の中も少し歩きます。

大阿原湿原からマナスル山荘まで戻る途中に見晴らしのいい休憩所があります。休憩所と言ってもトイレもなく、座るところがあるだけです。頂上より風がないのでここで休憩をとるといいと思います。