望遠で夜景撮影 お台場

日付・使用機材

訪れた日付2019/9/14
使用カメラNikon デジタル一眼レフカメラ D800 ボディー D800
使用レンズSIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM ニコン用 745554
その他三脚使用あり

アクセス

お台場の潮風公園で夜景撮影しようと思っていったのですが、現在潮風公園はオリンピックに向けての工事中で海沿いは立ち入り禁止になっていました。近場の公園でもちゃんと調べて行かないとだめですね(笑)

お台場 潮風公園の夕日

上でも書きましたが、現在潮風公園は東京オリンピックに向けての工事で海沿いは立ち入り禁止になっています。普段は夜景スポットとしていいスポットのはずですが、現在は夜景撮影にはあまり向いていないと思います。

せっかくだから夕日も撮ろうと日が沈む前に到着して、立ち入り禁止ではない所で夕日を撮れるところないかなと探しているとレストハウスの屋上が展望台のようになっていたのでそこから夕日を撮ることにしました。

対岸のビルに沈む夕日を撮ることが出来ましたが、少し天気が悪かったです。たまに船が通り、夕日の逆光でシルエット気味の船が素敵でした。

残念ながら高さが足りずレインボーブリッジは、木に隠れてしまってここからでは見えませんでした。

望遠レンズで夜景撮影

望遠レンズでレインボーブリッジの一部を切り取る

夜景というと望遠より広角気味の写真が多いように思います。私もたまに夜景撮影に行きますが、やはり使用頻度は広角から標準レンズの方が多かったです。

理由のひとつとして単純に綺麗に見えるからだと思います(笑)好みの問題かもしれませんが、夜景だと広く写してキラキラと宝石を散りばめたような写真の方が私は魅力を感じます。

あとは被写体が大きいものが多いというのもあると思います。例えば夜景だとレインボーブリッジ、スカイツリーといった大きいものが被写体になることが多いです。これらを撮るとなるとやはり全体を写したい、そうなると標準レンズか、広角レンズを使用することになると思います。

そんな感じで私は夜景ではあまり望遠レンズを使っていませんでした。ネットを見ても望遠レンズでレインボーブリッジやスカイツリーの一部を切り取った写真より、やはり全体を写した写真が多いように思います。きっと同じように感じている人が多いのだと思います。

今回は今まであまり使ってこなかった夜景で望遠を使ってみようと思い、望遠レンズだけ持って行きました。しかも重くて野鳥、動物園くらいでしか持ち出さないシグマの150-600mmを使用しました。場所はお台場に行ってきました。

最初は潮風公園から撮るつもりでしたが、工事中だったためアクアシティお台場の方に移動しました。土曜の夜で人はそれなりにいますが、思ったより少ないなと感じました。三脚を使えるスペースは十分あり、平日とそれ程変わらない印象です。アクアシティお台場の自由の女神の近くから撮影しました。

縦向きで撮影

潮風公園付近の道路でレーザービームを楽しむ

都会の夜景では車のライトを長時間露出で撮るのは定番で特に珍しいものではないです。広角や標準レンズでも使う撮影方法ですが、望遠レンズを使うとより大胆にライトを取り込みやすくアートっぽい作品にしやすいように思います。

この日は土曜日の夕方から夜にかけてですが、湾岸通りは車が多く、トンネル内で事故もあったようで渋滞気味で、レーザービームの撮影には少し流れが遅かったです。その他の道路は意外と車の量が少なく、派手なレーザービームを撮るのは難しかったです。

望遠レンズで夜景の注意点

望遠レンズの重さに耐えられる三脚を使用

最近のカメラは高感度でもノイズが出にくくなってきていると言われているので、場合によっては夜景でも三脚なしで大丈夫なのかもしれませんが、私のカメラでは夜景撮影は三脚が必須です。

今回のように150-600mmのレンズで三脚を使うとなると、三脚もそれなりの大きさ、重さでないとブレてしまいます。私は現在三脚を二本もっています。

一本はSLIK 三脚 PRO 243 DX 3段 小型です。自重1800g(おそらく雲台含めて)で耐荷重3000gの三脚です。耐荷重が示している通り、この三脚では150-600mmのレンズを付けるとブレます。

もう一本はManfrotto プロ三脚 055シリーズ アルミ 3段 MT055XPRO3です。自重2500g(雲台含めないで)で耐荷重9000gの三脚です。ネットの情報などでは「D800に超望遠レンズを付けるならこのレベルの三脚ではだめ、ジッツオくらいしか使い物にならない」という意見もありますが、私は結構止まってくれているんじゃないかなと思っています。

それは私がD800の良さが分かっていないからで、D800を使っている意味がないということなのかもしれませんが、今は後継機のD810、D850が出ているので、D800は結構価格も落ちてきて私のようなレベルでも使ってもいいカメラではないかと思っています(笑)

雲台はSIRUI 自由雲台 K-30Xを使っています。最大搭載荷重30kgというちょっと怪しい数値の雲台です(笑)30kgは搭載したことがないのでわかりませんが、150-600mmのレンズを付けてもそれなりに止まってくれていると思います。それなりと言っているのは上級者が詳しく見たらブレているのかもしれませんが、私レベルが見る分には問題ないんじゃないかなと思っているという意味です。

そもそもフルサイズなら望遠レンズでなくても大型の三脚が必要だろうと言われていますが、これも私レベルでは違いがわからないです(笑)私は標準レンズ、広角レンズを使う時は SLIK 三脚 PRO 243 DX 3段 小型の方を使っています。

もちろん風の強さとか状況にもよると思いますが、あまり違いが判らないので最近は 望遠レンズを使わない時は わざわざ重たいの持って行く必要ないかなと小型の方の三脚を使用してます。小型と言ってもミラーレス用の明らかに脚の細い三脚ではさすがにブレると思います(笑)

手振れ補正機能はオフで

これもよく言われていることですが、レンズによっては別にそんなに変わらないんじゃないかと思っていましたが、このシグマ150-600mmのレンズは三脚使用時は手振れ補正オフにしないとものすごくブレます。素人の私でもさすがにここまでブレてしまうと違いが判ります(笑)

望遠で撮ってみた感想

今回望遠で撮ってみて、新鮮さがありとても楽しかったです。しかし望遠の夜景写真と広角の夜景写真どちらが好みかと聞かれれば、私は広角がやはり好みです(笑)

と言っても毎回同じ写真ではつまらないし、何度か行ったことあるお台場でも今までとは全く違う写真が撮れましたし、楽しさもありました。広角レンズより望遠レンズの方が切り取る範囲が狭いため、個性もわかりやすく出やすいと思います。「写真の基本は引き算」(なんでも詰め込むのではなく、本当に自分の撮りたいところをしっかり大きく撮る)とよく言いますが、それなら私はカメラの基本は望遠レンズなんじゃないかなと思います。

風景を撮るなら望遠レンズの方が自分が撮りたいところをよりハッキリ撮れるように思います。標準レンズの方が何となく気軽にそれなりに何でも撮れてしまうので、無難につい標準レンズの方が使用頻度が高くなってしまいますが、たまには「今日は望遠しか使わない」と割り切って望遠だけ持ち出して、近所の公園などを散歩してみるのもおすすめです。

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