奥日光 西の湖から千手ヶ浜 栃木県

日付 使用機材

訪れた日付 2018/10/29
使用カメラ D800
使用レンズ AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
その他 三脚使用ありとなし rawレタッチあり 小田代原はバスの中からスマホ撮影

地図

明智平からロープウェイに乗って華厳の滝を見るつもりだったが・・・・・

中禅寺湖の紅葉が見ごろの時期になり、明智平からの華厳の滝が見たくて日光に出かけました。紅葉の時期の日光は混雑で有名です。公式サイトを見るとロープウェイは基本9時から運行開始で、紅葉の時期などは早まることがあるとなっています。それ以上詳しい時間が書かれていないので、私は「運行開始が早まって8時だとして、30分早い7時半につけばいいかな」という考えで早朝4時半に家を出ました。

この時間ならもちろん自宅周辺、高速道路は空いています。日光周辺に着いたのは7時くらいです。日光周辺は混むのかなと思っていましたが、平日だったからかとても空いていました。いろは坂に入ると車は連なっていましたが、止まることなく登れました。

これなら問題なく観光できそうだなと思っていたのですが、明智平のロープウェイ駐車場が止めるところがありませんでした(笑)駐車場までは全然止まることなくいけたのですが、右側の駐車場はまだ閉鎖されていて、左側の駐車場は満車でした。トイレ休憩のために寄った車が出ていくかなと思い、待ってようかとも思ったのですが、駐車場はそれほど大きくなく、どんどん後ろから車が入ってきてしまって身動きとれない状態になりそうで、なんだか居づらいので仕方なく出ました。私は気が弱いのでこういう状況に耐えられません(笑)

もっと早く来るか、もう少し遅く来るとよかったのかもしれません(笑)仕方なく明智平は諦めました。明智平が一番見たかったのですが、日光は広く、みどころたくさんあるので他を見ることにしました。

半月山展望台も有名な写真スポットです。中禅寺湖スカイラインを通ってマイカーでも行けるのですが、ネットの情報だと中禅寺湖スカイラインは冬季通行止め、それ以外の時期も8時半までは通行止めとなっています。まだ少し時間が早かったし、中禅寺湖を見渡せる展望台はそれほど広くなく、紅葉の時期は三脚が並ぶという話です。気が弱い私は三脚が所狭しと並ぶような所にはあまり入りたくないので半月山展望台もやめました(笑)

今回は竜頭の滝の上流部分を少し見てから、西の湖、千手ヶ浜をプランで観光しました。竜頭の滝は後日別のページを作成したいと思います。

西の湖 静かで淡い色がとてもきれい

アクセスは低公害バスが便利

西の湖は中禅寺湖の西側にある湖です。地図を見るとわかるとおり、中禅寺湖に比べると小さな湖になります。西の湖はマイカー規制エリアにあるため、マイカーで直接近くまで行くことはできません。赤沼から低公害バスで行くのが一般的です。 車が規制されているだけなので、バスを使わず歩いていくことも可能ですが結構時間がかかると思います。千手ヶ浜の一番人気のある季節は紅葉ではなく、クリンソウが見ごろの時みたいです。クリンソウが見ごろの時は千手ヶ浜まで船が出ていることもあるようです。千手ヶ浜から西の湖までは徒歩40分くらいです。

今回歩いたのは左端の西の湖入口から千手ヶ浜までです。

低公害バスの時刻表は季節、曜日で違うので注意が必要です。

西の湖入口で下車 西の湖までは徒歩30分くらい

私は西の湖入口というバス停で下車しました。西の湖入口のバス停、西の湖にはトイレがないので注意です。

下の写真はバスを降りてすぐのハイキングコースの入口です。川が流れていていい景色です。

ここから西の湖までは徒歩30分くらいです。西の湖までの道のりは平坦でとても歩きやすいです。ハイキングとしてはとても気持ちのいいコースだと思います。

木々に囲まれた林の中の道なので写真としてはセンスが問われるコースだと思います。私のようなセンスがないとどうしても単調になってしまいます(笑)もっとセンスがあるとこういうコースでも変化やきれいな所を見つけたり、うまく光の当たり具合を考えていい写真を撮れるのだろうけど、私は似たような写真ばかりになったり、なんだかパッとしない写真ばかりになってしまいます(笑)センスがないのは仕方ないにしても、それを少しはカバーできるようにもっと勉強しないとだめですね。

林の中を歩ていくと川に出て吊り橋があります。この吊り橋を渡ると西の湖まであと少しです。

中禅寺湖の東側はいろは坂、華厳の滝やお店などがあり、紅葉の時期はとても混雑しますが、西側の西の湖周辺エリアはマイカー規制エリアということもあり人が少ないです。平日ということもありますが、西の湖には5、6人しかいませんでした。とても静かなエリアです。

西の湖は手前の浅い所は透明で、奥の深い所は淡い水色でした。湖の北側からしか見れないのが少々残念です。対岸の紅葉も影の部分が多かったです。南側の岸から見たらまた色が違うのではないかなと感じました。でもこの淡い感じもきれいです。福島の五色沼の濃い青さとはまた違った良さがあると思います。

千手ヶ浜 湖で砂浜、波を見学

西の湖から千手ヶ浜までの道のりも平坦で歩きやすいハイキングコースです。西の湖から中禅寺湖へ川が流れているので、その川沿いを歩いて写真を撮りたかったのですがハイキングコースは林の中です。

ほとんど一本道ですが、紅葉の時期だと枯葉が多く道がわかりづらくなっているので注意です。柵があり、大幅に迷い込まないようになっているのかもしれませんが、全体に綺麗に柵が設置されているかはわかりません。人が少ないエリアでもあるため、もしコンパスも地図もなく迷い込んでしまうと大変です。

西の湖から徒歩40分くらいですが、私は写真を撮りながらなので一時間くらいかかりました。千手ヶ浜は小さな砂浜、波があり、海っぽい景色もありますが、岸のすぐ側には木々が生い茂り、対岸には紅葉、山があり、湖らしい景色もあります。綺麗な景色ではあると同時に珍しい、新鮮な景色だなという印象も受けました。もちろん砂浜や波は海に比べるとだいぶ小さなものです。

この季節は使われていないようでしたが、桟橋もありました。おそらくクリンソウの季節はここに船が到着するのだと思います。

ここから中禅寺湖周回するハイキングコースに入ることも出来ますが、私はまた低公害バスで赤沼に戻りました。中禅寺湖周回コースも一度歩いてみたいとは思いますが、大きな湖なので相当時間がかかると思います。

千手ヶ浜のバス停にはトイレがあります。

小田代原も有名な写真スポット

赤沼から低公害バスで千手ヶ浜まで行く途中にある小田代原も有名な写真スポットです。今回私は歩きませんでしたが、小田代原でバスを乗り降りすることも出来ます。

小田代原は大雨のあとは水がたまり、幻の湖と言われています。また湿原に一本だけ離れて立つ白樺の木があり、小田代原の貴婦人と呼ばれ有名な写真スポットです。

時間と体力に余裕があれば、西の湖、千手ヶ浜とあわせて見てみるのもいいと思います。

バスの中から撮る

時間、もしくは体力がないという方はバスの中から撮るという手もあります(笑)バスの中から撮るには座る位置がポイントです。行き(赤沼から千手ヶ浜へのバス)はバスの右側の席、帰り(千手ヶ浜から赤沼へのバス)はバスの左側の席に座ると小田代原が見やすいです。

バスの中などガラスのある所では意外とスマホのカメラも便利です。スマホのカメラだとガラスに近づけやすいため、写りこみを抑えて撮りやすいです。

バスの中からスマホで撮影した小田代原です。

石楠花橋もおすすめ

小田代原と赤沼の途中で湯川を渡ります。湯川に架かる橋が石楠花橋です。ここで降りることも出来ます。石楠花橋から赤沼までは徒歩20分くらいなので帰りはここで降りてもそこまで時間をかけず赤沼の駐車場まで戻ることが出来ます。

流れがとても綺麗なので立ち寄ってみるのもいいと思います。

↓石楠花橋周辺の記事はこちらです。

戦場ヶ原 湯川石楠花橋 栃木県