半田菜摘さんがセブンルールでTV出演

  • 2019年3月23日
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セブンルール

セブンルールは簡単に言うと今注目の女性を紹介するドキュメンタリー番組で、番組名の通りその人独自のこだわり、ルール7つを解説していきます。

フジテレビで毎週火曜日23:00~の30分番組です。

北海道の野生動物を撮っている写真家 半田菜摘さん

私は半田菜摘さんの存在をまだ知らない時に、偶然インスタグラムで半田菜摘さんの写真を見つけて驚きました。モモンガが木から3匹縦に並んで顔を出している写真です。私は芸術センスなどはないので、構図だとか、適正露出だとか、光と影の出来具合だとか、そういったことは正解がよくわからないですが、ただそれでもすごいと感じました。私には難しいことはわかりませんが、ただ単純に自然の中でこんなかわいい瞬間があるのかと驚きです。 最初はぬいぐるみを並べて撮った作り物の写真かと思ったほどです(笑) もし私がこの写真を撮ったら、もうこれ以上の写真は撮れないと感じてカメラをやめると思います(笑)それくらいすごい写真だと思いました。

それから半田菜摘さんのインスタグラムをフォローさせてもらって、昨年銀座で行われた個展にもお邪魔させてもらいました。ご本人にも会う事が出来てとてもうれしかったです。

半田菜摘さんの個展

半田菜摘さんは連写を使わない!?

今回のセブンルールもとても楽しく観させてもらいました。番組の中で「ストロボ、連写はほとんど使いません」と話していました。動物を驚かせないためにストロボを使わないというのは、動物園や競馬場でもそうなので驚きはないですが、連写も使わないというのは驚きました。速く動く野生動物を撮るには、むしろ連写は欠かせない機能だと思っていました。

連写を使わない理由としては「パシャパシャと撮られたら動物も嫌だと感じるかもしれない、動物達に迷惑かけてまで撮りたいとは思わない」というようなことを話していました。動物たちの気持ちを考えてストロボだけでなく連写まで控えるという優しさがとても素敵です。写真はもちろん素敵ですが、人としてもやっぱり素敵です。その優しさがあるからこそ撮れる写真なのかなとも感じました。

カメラが好きになればなるほど、良い写真を撮りたいという気持ちは強くなります。しかし良い写真を撮ろうという気持ちがどんなに強くなってもこういう気持ちは忘れてはいけないし、気をつけなければいけないなと改めて感じました。動物だけでなく、人に対しても同じだと思います。もちろん良い写真撮れれば周りの人に迷惑をかけてもいいとは思ってませんが、マナーやルールを守っているつもりでも知らないうちに周りの人の迷惑になっているということがないように気をつけて撮影することが大切だなと感じました。

半田菜摘さんの体力に驚きました

セブンルールの番組内では大きなリュックを背負って雪山を登る半田菜摘さんの姿がありました。登山をする前の私はこれだけ見ても大変そうとは思うけどそれほどすごいとは感じなかったと思います。ところが実際に重いリュックを背負って登山をしてみると、重い荷物を持って山を登るということがどれだけ辛いかがわかります。

リュックの重さがどれくらいなのかは番組では紹介されていなかったので、実際の重さはわかりませんが、見た感じ少なくても10キロ以上はあるのではないかなという大きさでした。

私は去年の夏に15キロくらいのリュックを背負って木曽駒ケ岳を登りました。ロープウェイを使用しての登山なので片道2時間程度の初心者コースです。それでもとてもきつかったです。さらに先日、9キロくらいのリュックで唐松岳を登りました。こちらもロープウェイ、リフトを使用しましたので登り4時間、下り2時間の合計6時間くらいでしたが、やっぱりきつかったです(笑)手ぶらで登るのと10キロの荷物を背負って登るのは想像以上に辛さが違います。

さらに番組では「看護師としても働いている」「車中泊」「片道6時間の運転」「犬の散歩」などというのも紹介されていました。野生動物の生息地からすぐ近くに家があり、365日好きな時に自宅周辺を歩き周って撮っているわけではないのです。

そう考えると写真の技術がどうこうの前に単純に体力が凄いと感じました(笑)家でダラダラしている時間とかないのだろうなと思います(笑)それでもきっと全くきついと思わないくらい体力があるわけではなく、きついけどそれ以上に野生動物、北海道、カメラなどが好きだからこそ実行できるのかなとも感じました。

特別な一枚

「そこそこ良い写真をたくさんより、特別な一枚を撮りたい」というようなことも話していました。プロの写真家やハイアマチュアの方は皆さんそういった気持ちで撮影しているのでしょうか?

私は今まで完全にそこそこ良い写真をたくさんという気持ちで撮影していました。(実際には私はそこそこ良い写真もなかなか撮れないのですが、今は気持ちの話です(笑))私は良いなと思える写真が撮れないとなんだかせっかくの休みを一日無駄にしたみたいで嫌になってしまうから、どうしてもそこそこの写真を狙ってしまいます(笑)なんだか気持ちの面でもう負けてしまっているようです(笑)せめて気持ちの面くらいは対等になれるように、私も最高の一枚を狙ってみようかと感じました・・・・・と言ってもどうしたらいいかわかりませんが(笑)というよりそうやってすぐ自分のスタイルを曲げてしまうことがいけないのでしょうか?(笑)

看護師でもある

上でも少し書きましたが、半田菜摘さんは看護師としても働いています。私は風景を撮るのが好きで、もしそれを仕事に出来てそれだけで食べていける見込みがあるのなら、迷わず今の仕事をやめると思います。私は今の仕事に特別な思いはなく、お金のためにやっているというのが正直なところです(笑)

そんな私の価値観だと何でこれだけ写真家として認められているのに、まだ看護師として働くのだろうと思うけれど、きっと半田菜摘さんにとっては看護師の仕事も好きだし、誇りを持って働ける大切な仕事なのだろうと思います。そう考えると看護師を辞めずに続けることも自然なことなのかなとも感じました。

とは言っても大変であることは違いないと思います。無理せず健康には気をつけてもらいたいです・・・・あ、看護師なので自分の健康についてはきっと問題なく管理されていますね(笑)

看護師として働きながらも素敵な写真を撮る半田菜摘さんの存在は、普段カメラとは関係ない仕事をして休日にカメラを楽しむ全ての人にとって大きな励みになると思います。休日にカメラを楽しむスタイルでもこんなにも素晴らしい写真が撮れるのだというお手本です。

これからも半田菜摘さんが撮る野生動物の素敵な写真に注目です。