gimpを使ってみる
前回の記事の続きです。前回の記事はこちらです。
gimpを起動すると下のような画面になります。
非常に高機能なソフトのため左側の方にはボタンがたくさんあり、メニューもたくさんで難しそうです。確かに使いこなすのは難しいですが、私のように少し使う分には難しくないです。ボタンのマークを見れば何となく感覚で分からいます(笑)あとはとりあえず押してみて間違ったら戻れば大丈夫です(笑)
はじめに戻り方
作業を間違ったときの戻り方は、「メニューバーの編集→元に戻す」で戻ります。右側の黄色い矢印マークをクリックすると作業履歴が見れます。だいぶ前まで戻りたい時はここを利用すると便利です。
画像サイズを選択
今回はヘッダー画像を作るのが目的です。サイトで使う画像は容量が大きすぎると表示するのが、遅くなってしまうため好ましくないです。では具体的にいくつにするのが最適なのか?私もよくわかりません(笑)大体ヘッダー画像は1000px前後で作られていることが多いように思います。私は最初900で作ったのですが、私のパソコンの画面で表示すると少し小さかったので、大きめで1200*800で作ります。
「メニューバーのファイル→新しい画像」をクリックして幅、高さを1200、800にします。すると白い紙が表示されると思います。
写真を読み込む
写真を読み込んでみます。「メニューバーのファイル→開く/インポート」をクリックして、自分の読み込みたい画像ファイルを選択します。
そうするとさっきの白い紙の画像とは別に表示されると思います。あとで合わせるので今は別々で大丈夫です。クリックすると白い紙と写真を切り替える事が出来ます。
写真の大きさを調節
今回は1200*800のサイズに2*2で合計4枚の写真を使いたいと思います。一枚のサイズは600*400にします。
左側の「拡大・縮小ボタン」をクリックします。クリックすると左下に拡大・縮小のツールオプションが表示されます。ここで拡大・縮小ボタンに関する設定を決められるのです。
今回は縦横の比率はそのまま保ちたいので縦横比を維持をチェックします。
あとは画像をクリックしてサイズを調節します。今回は600*400にします。
コピーして移動
サイズを調節した写真を白い紙の方に移します。
写真を右クリックして「編集→コピー」をクリックします。
白い紙の方をクリックして、画面を切り替えます。
白い紙の上で右クリックして「編集→貼り付け」をクリックします。真ん中に写真が出てきます。まだこの時点で貼り付いていないです。
完全に貼り付いていない状態で左側の「移動ボタン」をクリックします。
画像をドラッグ(マウスの左ボタンを押しながらマウスを移動)して好きな場所に移動できます。微調整はキーボードの矢印ボタンでできます。
場所が決まったら、右側のいかりマークのボタンを押して完全に貼り付けます。
残りの3枚の写真も同じように貼り付けていきます。下のような画像が出来ました。四季をイメージして4枚選びました。春は桜を使いたかったのですが、あまりいい写真がなかったので新緑使いました。あまり春感がなかったですね(笑)
このままでもいいのですが、もう少し個性を出すためひと手間加えたいと思います。
フィルタを使う
メニューバーのフィルタ→変形→対話的歪めをクリックします。新しいウィンドウが開きます。新しいウィンドウの画像をドラッグすると画像を歪める事が出来ます。右側の設定で歪め方をかえることができます。リセットボタンで戻す事が出来ますのでいろいろ試してみるといいと思います。
季節に明確な境界はないので、4つの季節が少し混じるような感じで歪めてみました。
文字を入れる
左側のAマークのテキストボタンをクリックします。
画像の文字を入れる部分をドラッグします。位置や大きさは後から調節できるので適当でいいです。
好きな文字を打ち込みます。打ち込む前に左下のツールオプションで大きさや色など選択できますが、打ち込む前だとイメージしづらいと思うので、打つ込んだ後に調節するといいと思います。打ち込んだ文字を選択して上の設定を変えることで調節できます。
画像データとして保存
普通に保存するとgimp用のデータ形式で保存されます。画像データではないので、そのままサイトで使うことはできません。画像データとして保存するには
メニューバーのファイル→名前を付けてエクスポートをクリックします。ファイル名、ファイル形式を決めてエクスポートすれば完成です。画像のファイル形式もたくさんありますが、今回は写真使っているのでjpeg形式を選択しました。
写真家の方が撮る綺麗な写真に比べるとインパクトないですが、あまりサイトで見かけない多少個性のある画像が出来たと思います。gimpは無料で使えるソフトなので興味がある方はぜひ使ってみてください。