ジムでトレーニング 運動不足解消にジムは必要か?1/2

  • 2018年3月28日
  • 2019年11月28日
  • 日記
  • 2225View
  • 0件

運動不足解消したい

私は昔、荷物を積んだり、運んだりする仕事をしていました。仕事で運動不足にならない程度には動いていたので、休日に無理に動こうとは思わなかったです。それに私は「スポーツ選手や本格的にトレーニングする人以外はジムに行く必要ない。ダイエットや運動不足解消などを目的なら、わざわざお金払ってジムに行かなくても家や公園で十分できるだろう」という意見の人間でした。

ところが仕事が変わって、ほとんど体を動かさない仕事になりました。通勤も車通勤です。運動どころか一日に歩く距離もかなり短くなりました。さすがにこれはまずいのではないかと危機感を感じるようになりました。今の仕事だって一生できるという保証はないです。いつリストラになるか、異動になるか、会社が倒産するかわかりません。散々体力が衰えた末にリストラになったら、前のように体を動かす仕事ができるだろうか?そう思って少し運動しようと思いました。

維持は意外と難しい

私はムキムキの体になりたいわけでもないし、何かのスポーツで勝ちたいわけでもないし、もちろんスポーツ選手でもないです。目的は今の体力、筋力をできるだけ衰えないように保ちたいだけです。だから最初は家で腹筋、腕立て伏せ、スクワット、近所をジョギングという感じで始めようと思ったのですが、なんかうまく続けられなかったです。

理由は体力、筋力の維持というのが思ったより難しいのだと思います。維持だから、今の自分にあるものなので、技術的、体力的に難しいのではなくメンタル的に難しいのです。維持だと何の変化もなく、体を動かすことが純粋に好きでないと、やりがいも楽しさも見つけづらいのです。このやり方ではだめだなと思って、今まで自分には必要ないと思っていたジムに行ってみようかなと考えるようになりました。

クロスフィットを参考にしてジムに

ちょうどそのころテレビでクロスフィットというトレーニング方法が紹介されているのを見ました。

クロスフィットというのは、簡単にいうと基本的なトレーニングを複数選んで、短時間で限界まで追い込んでいくというトレーニングで、有酸素運動と無酸素運動を行うことで筋力アップ、体力アップ、心肺機能アップ、脂肪燃焼などが見込めるそうです。(詳しく説明すると、きっともっといろいろな特徴、効果があると思うので、気になる人は検索してみて下さい。)

私はこのクロスフィットを見て、短時間で終わらせられるのがいいなと思いました。好きではないことに長い時間かけることがもったいないし、メンタル的にも負担になります。けれどちゃんとクロスフィットのトレーナーがいるところで本格的にやろうとも思わないので、自分なりにこれを少し取り入れてみようと思いました。

ジムに行って、置いてある筋トレマシーンを空いているものから、ガンガンやって短時間で追い込んで終わらせようと考えました。

実際やってみるとこのやり方も自分には向いていなかったです。仕事で重たい荷物を運んでいたので、学生の頃より筋力は付いていると思うのですが、心肺機能の方が驚くほど衰えていました。筋力の問題ではなく、クロスフィットのように追い込んでしまうと気持ち悪くなってしまって、その後5~10分休んでも息切れが回復せず気分悪いままだし、食欲もなくなりました。もちろん学生の頃も運動すれば疲れるのですが、少しやったぐらいで、吐きそうになってこんなに気分悪くなるとは思わなかったです。たまたまかもしれないと思って何度かやったのですが、毎回ダメでした。これではとても続けられないと感じました。

続けることが大事

こんな話を筋トレ大好きで中学生から40代までジムに通っている強者な知人に話したところ「続けることが大事だからね。初めからガンガンやるとすぐ辞めちゃう人が多いよ。俺の通ってるジムでも、今まで見なかった人でガンガンやりすぎる人は大抵すぐいなくなるよ。」と言っていました。

確かにそれはそうです。続けないことには体力、筋力維持につながりません。身の程を知った私は結局普通に無理せずジムで筋トレマシーンを動かしてみました。

続けるためにモチベーションを保ちやすい方法がいい

筋トレマシーンの負荷をかけた重さを、最初のうちは適当にその場で決めていました。何度か行くうちにこのマシーンは先週何キロでやったなと覚えてきます。すると当然、今回は少し重くしてやってみようかなという気持ちが出てきます。実際重くてしてやると、もちろん持ち上がらないこともあるのですが、持ち上がることもあります。それほど筋肉に興味のない私でも、持ち上がるとレベルアップ感、達成感があり、少し楽しく、うれしくなります。次はもう少し重いのに挑戦しようかなとモチベーションを保つ事が出来ます。これが私にとってはとても大事でした。

当たり前の事かもしれませんが、効果、成長が分かりやすければ続けやすいのです。だからジョギングにしてもちゃんとタイムを計って成長がわかりやすくしてやれば続いたかもしれません。成長、効果を分かりやすくすると続けやすいと思います。これは筋トレに限らず、ダイエットや仕事など純粋にそのものが楽しくないものはなんでもそうです。効果のないダイエットはきついですが、痩せて周りから「痩せたね」と褒められたり、今まで振り向いてくれなかったイケメン、美女が興味を持ってくれたら続けられますよね(笑)

最近では、重りを重たくしていく方法はあまり勧められていません。軽くてもフォームをしっかり、鍛える筋肉を意識してゆっくり動かす方が効果があると言われています。重くするよりも回数を増やしたり、可動域を大きくしていく方が勧められています。それはわかっていたのですが、私はモチベーションを優先しました。初心者の私にとっては可動域を大きくすることは、何となくレベルアップ感がわかりづらかったのです。回数を増やすことは、レベルアップすればするほど時間が長くなっていくわけです。純粋にトレーニングが好きでない私にとって、レベルアップするほど時間が長くなることはモチベーションが下がります。だから私は重くする方法を選択しました。

効果大の方法で続ければ効果は10、効果小の方法で続ければ効果は5だとしても続けなかったら、効果0です。小さい効果でも続けられる方がいいです。もちろん重くして体を傷めてしまったら、効果マイナスになってしまうので注意が必要です。

重くする方法が正解と言っているわけではないです。自分の体力、筋力、性格、メンタル、金銭面、時間、環境などは一人ひとり違います。誰かにとって正解でも全ての人に正解とは限らないです。自分が続けられる方法、自分に合った方法を見つけることが大切だと思います。自分の事は自分が十分理解しているつもりでも、分かっていない部分もたくさんあります。分からなければいろいろ試してみて自分に合った方法を見つければいいと思います。

ルール、マナーは守る

自分に合ったやり方をすると言っても、もちろん自分勝手に何をしてもいいというわけではないです。最低限のことは守りましょう。

  • マナー、ルールはしっかり守る。
  • ケガをしないようにする。ベンチプレスなどは無理すると特に危険です。
  • その他周りに迷惑をかけないようにする。

ジムにはそのジムごとにルールがあると思うので、ちゃんとルールには従いましょう。マナーもあります。一人で長時間マシーンを占領したり、座って休むためのベンチに大量に荷物を置いて占領したりはマナー違反です。

長くなったので、続きはこちらです。